荒神絵巻
2015-05-09 | 読書
原作 宮部みゆき 絵と文章 こうの史代 絵物語 絵本というより挿し絵本というべき作品です。
絵が沢山出ていて地図や人物などかき分けてあるので、分かり易くなっていますが、それでも登場人物が多いので頭の中を整理しないとなりません。
お話は人を喰う妖怪伝説ですが 私は怪物がうわばみを想像していたのに、出てきた怪物がチラノザウルスなのは 思わず笑ってしまいました。
具体的な絵にしなければならない絵巻の難しさがここにあるようです。お話は因果応報を下敷きにしてあり、よく出来ています。
絵もキレイだし読後感は爽やかです。
表紙のお姉さんがなかなかセクシーなので 違う方面の期待をしてしまった私は愚かです。
はい。