ゆっくりかえろう

散歩と料理

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サンカ物語

2015-04-11 | 読書

 サンカ研究家、そしてサンカ文学を書いた三角寛氏著 

私の読んだのは小説の方でした。

殆どサンカについての予備知識がないと分かり難いと思いました。 小説としては通俗的で男尊女卑的思想が濃く身勝手な主人公達は私は好きになれず、結果後味の悪いものを感じました。

その前にサンカの説明をしなければなりません。サンカとは一般的にはやまの民とか原日本人とかいわれる人々のことで戸籍を持たない非征服民とも日本のジプシーとも呼ばれる人々の総称です。

その正体は詳らかではありません。

お話がいきなり始まっているので、予備知識がないとちんぷんかんぷんです。

山の民と聞こえはいいですが、テント生活をしながら時には野荒らし 畑泥棒 大道芸人 偽神人 笊作り 竹細工と山の中では木の実を食べ魚を取り暮らしているグループでやがて為政者にとって都合の悪い人間として、潰され定住者に組み入れられたようです。

日露戦争の頃には、いなくなってしまいました。

その独特の生活様式 掟 行動 言語 文字など謎が多く、忍者と近いとか原日本人だとか色々な説があります。

忘れられた裏の歴史です。私は秀吉がこの人達の仲間ではなかったのかと推理しています 秀吉の行動や考え方が独創的だからです。


三白眼

2015-04-11 | その他

 昭和の頃 人相学が流行りました。その中で三白眼のことが印象に残りました。

改めて今ネットで調べてみると、本来忌み嫌われている三白眼がどこも肯定的にでていました。

否定どころかかっこいい 素敵 男らしい クールとまで書いてあります。

昭和の頃は陰険 腹黒い 国を滅ぼす 裏切り者 大悪党とろくな評価がなく、確かに人相だけでそこまで言い切るのは可哀想だと思いましたが(顔は生まれつきのものだし)しかし180℃違う評価をみるとそれも又 戸惑います。

顔のモデルはなる程美形の人ばかりで誉めるのも納得しますが、肝心の人の名前がありません。

権威に対する遠慮なのか 態となのかは分かりませんが 三白眼と言えば私は一番にこの人の名前が浮かびます。(ニチカワヘビジョー)

この人は三白眼どころか四白です。職業白眼とは言いながら はいざらウォッカの時はああなる程と納得したくらいですもの。

ただ人相学といっても国際化の現代、狭い日本だけではなく、欧米人の顔も含まれた場合従来の雛型では説明しきれず古くなった概念だと思います。三白眼の芸能人は大変多いですし、今では悪い評価も聞きません。

 人相だけで人の評価を決めるのもどうかと思います。


春と冬の野菜のクリームソース

2015-04-11 | ランチ

 葉玉ねぎ半分と人参シリシリ、菊芋とピーマンをひたひたの水で茹でます。

あく取りペーパーをしっかり被せ 半分柔らかくなったら皿に盛り付け ゆで汁は捨てないで、ホワイトソースのベースにします。

野菜を茹でている間に 小麦粉をバターで炒めて牛乳で延ばして塩胡椒して皿に盛り付けた野菜に掛けます。

ナメタケの醤油漬けも盛り付けて チリソースをかけて完成です。

コンソメとかだしはいりません。

入れるから何を作ってもいつも同じような味になってしまうのです。

お店の味を思い出して下さい。もっとあっさりしているはずです。

必要なのはだしの素ではなくイタリアのスパイス オレガノやバジルです。