鰻重と鰻丼の違いを調べたら、器の違いだけと書いてありました。それでランクや価格が違うなんてなんてつまらない事だと思いました。
それを有り難がる文化が有るとすれば、いかにも、本音と建て前を大事にする人達です。
それが困ったことに日本中 右へ倣え状態なのです。
器は確かに大事な要素ですけど、見た目だけで中身は理解せず有り難がる文化ってどうなんでしょう?
昔、うなぎは安い庶民の食べ物だったそうで なんとか値打ちをつけて売り出す為に重箱にいれたそうです。
例の土用の丑の日の鰻も暑い日に売れない鰻を売るために考え出されたキャチコピーが最初だそうで、考えたくせ者は平賀源内先生。
江戸の庶民は権威と流行りものに弱いのです。
ちなみにうなぎ丼ですがかなり理にかなった料理で 器で蒸されたご飯と鰻は相互に作用して美味しくなります。
でもこれは器にフタがあればこそでフタがなければ効果は半減します。
NHKは地道に東北の現状を報道してくれています。東北の人たちの悪戦苦闘や失望をありのままに伝えてくれています。戦後の広島や復興のドラマ 東京大空襲や各地の空襲 戦中の嫌な特高警察 憲兵 南方で亡くなった兵士の話 色々伝えないといけないお話を報道してくれています。以前なら辛い報道は避けていましたが、今は努めて見る努力をしています。伝えなければ消えてしまう、これらのお話にはちゃんと向き合わなければなりません。もう間違わないように。