暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

マンション管理組合の懐ぐあい

2016-01-30 21:23:10 | 日記
今年度、マンションの管理組合の理事をしている。

今日は、理事会だった。


去年の前半、初めての大規模修繕をした。

これには、修繕積立金は、マンションが建ってから居住者が積み立ててきた預金のほとんどを使った。

大規模修繕が終わったところで、私たちが新理事になり引き継いだ。


大規模修繕には、予算が不足していたため、次の機会に延ばせるものは延ばすことにして、今回の修繕からは除いた。

せっかく足場を組んだこの時にすべきことを優先したという。


というわけで、足場がなくても工事できる部分が残っている。

そのひとつは、マンションじゅうにぐるぐるとある外廊下のコンクリートの上に貼ってあるシートの補修だ。

1600万はかかる。


機械式の駐車場の寿命も来ており、事故があっては危険なので、優先順位は一番高い。

大がかりな修理を毎年しているが、500万、年にかかっているとのことだ。

すべて新しくしなければいけない。

3000万はかかるだろう。

工事期間中、ほかへ車を置く駐車場を確保し、その費用も含めなければならないので、それでおさまるかどうかもわからない。


このマンションは駐車場代が0円が売りだった。1戸に1台の駐車場が割り当てられているのだ。

これを有償化しなければ、おそらく費用は捻出できない。

有償化には反発も多いかもしれない。


マンションのインターホンをエントランス、管理人室、全戸の玄関前と室内の個別のインターホン、これらすべてを交換すると、1000万超だ。


緊急ではないものの、エレベーター2基の新規に交換するときも遠くない将来にやってくる。

それはまだ先でも1400万くらいは、かかるかもしれない。いや、もっとか。



そうこうしているうちには、次の大規模修繕の時が来てしまう。


このように、工事すべきところがこんなにあるとは、理事になるまで知らなかった。

修繕積立金はマンションの販売時に、低く抑えて提示され、居住者の毎月の負担が軽いまま、しばらくその時期が長かった。

それがいけなかった面もある。


そんなわけで、マンションを維持するのには、こんなにも費用がかかると、いまさらながら、気づかされて、暗くなって部屋に戻った。
 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平成27年度 NHK全国短歌大会 | トップ | 同窓会に行きますか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事