暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

Y市選管の不手際

2017-10-22 22:40:58 | 日記
今日は、雨の中、衆議院選挙で投票所の小学校に向かって歩いていたとき、二十歳の初めての選挙のときのことを思い出していた。


当時、私は、神奈川県のY市M区(旧 区割り)に住んでいた。

大学生だった。

夏だったような気がしているが、定かではない。

なんの選挙だったかも覚えていないし、今、ネットで調べてみてもわからない。

その日、投票所の近所の小学校に歩いて行った。


体育館で、住所、名前などを申し出る段で、私が選挙人名簿に載っていない、というのだ。

1月生まれで、選挙日には二十歳になってもう十分な月日が経っていた。

投票所の職員に名簿に載ってないといわれたことを申し出る。


私は、「帰ろうかな」と言った。

職員は、「待ってください」と引き留めた。


「生年月日は?」

「住民票を移してないか、いつからY市に住所がある? 転入して間がないのではないか?」

「運転免許証はないか?」

「健康保険証は持っていないか? 身分証明はないか?」

などと聞かれた。


「昭和44年1月の中学生のときに転入してから、住民票を移したことはない」

「学生の身分で、責任も取れないのに、運転免許なんか取りませんよ」

「家族に1枚だけの健康保険証を持ち歩いたりしていない」

「学生証ならある」

などと答え、職員は区役所とのやりとりで確認が取れたらしく、投票用紙をくれた。

  


今なら、ツイートして、腹立たしい気持ちを晴らしただろうが、当時は、そういうことは、手段として、新聞の投書などがあったが、とはいえ、投書したりはしなかったけれども、なんで 楽しみにしていた私の記念すべき一生で一度の初めての選挙にケチがついたのか、悔しかった。


今日、選挙の往復で、二十歳の投票のことが頭の中をぐるぐる回った。
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