子供の日が近づいた。
うちには子供がいないが、20年近く前から、お節句のときには、壁にそのお節句の
タペストリーを飾る。
前に勤めていた事務所の近くの手芸屋さんで、季節ごとに、よく飾って売っていたので、買った。
桃の節句、端午の節句、クリスマスの3枚だけだが、その季節になると、壁に貼る。
最近は忘れていて、直前になって出してくる事が多い。
これも、そういえば、と今日出してきたので、しわがとれていない。
室内の装飾にあまり興味がないせいでもある。
室内のレイアウトもあまり変えないし、そればかりか、食器棚の中の食器も、定位置に置くと
あまり変更しない。
変えるとわからなくなるという、私の呆けもあるから、一度設定したら、そのままに
しておいたほうが、使いやすい。
かたづけが苦手だ。
そうなってくると、パソコンのメールも、受信フォルダから、他のフォルダに整理して保存するのも
面倒で、開封はしても、受信フォルダにそのまま残しており、あまりに溜まると、ようやく
仕分けするという始末だ。
子供のころから、机の上は、山になっていた。
勉強をした中学、高校、大学のころは、机の上は片付いていたが、そのあとは、勉強机の上は
どうだったろう。
父が生きていた頃、実家の座机を、団地に運んできてもらって、資格の受験勉強をしていた時期は、
机の上が整理されていたが、勉強がなくなると、その座机は、物置台になってしまった。
実家も雑然とした家だった。
こういう性分は、代々DNAが引き継がれて、突然変異でもない限り、実家と瓜二つの
部屋ができあがってしまうのだろう。
今のマンションは、購入する前から、収納が少ない、と欠点はわかっていたが、やはり、
収納が多いに越したことはない。
いま、和室には、物がどんどん置かれて、畳が見えているのは、2畳ほど、あるかないかだ。
人が訪ねてくることになると、この和室は、急きょ、他の部屋からの物の隠し部屋になる。
あ~~~、片づけ上手になりたいものだ。
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