暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

池上彰さんの対談に興味深く

2018-04-29 16:15:21 | テレビ
2018/4/28 BSで 池上彰の5夜連続BIG対談(再放送) の 中の 歴史学者の磯田道史氏との対談を興味深く観た。

私は歴史は、とんと知らず、これから書くこともおかしなことが出てくるかもしれないがそこはご容赦願いたい。


話は明治維新の話題となり、池上さんが、よくアフリカの人などに、日本は明治維新後、数十年で目覚ましい発展を遂げて近代国家になった、アフリカの模範となる日本ができたように、我々の国も、数十年で発展させ近代化を成し遂げるだろう、と言われると、

池上さんは、

日本は、明治維新後に急に近代化を為せたわけではなく、それまでの江戸の時代に、寺子屋があり、識字率も高く、長きにわたって築かれた礎があってのことなのになぁ。アフリカの識字率はかなり低い。

と思うのだそうだ。

(記憶の中にある番組の内容の書き起こしなので、池上さんのことば一字一句ではないのはご承知頂きたい)



磯田先生との話の中では、いま、日本の小学校の数は、16,000だが、江戸時代の寺子屋は、幕末で日本に15,000あったそうだ。

それほど、全国に子供を教育する場があり、大根1本持っていけば、学べた環境もあったという。

また、女性の師匠も多かった。少し前の高校の女性教員の率よりも、寺子屋の女性の師匠の比率のほうがむしろ高かったのだそうだ。


ほかにも、興味深かったことは、明治時代は、富士山の上で、黒たまごを売っていたくらい富士山は熱かったという。

古文書をみても、富士はつねに煙をたなびいていたことが描かれているという。

我々はなぜ富士山が噴火をしなさそうに子供のころから思っていたのだろうか。

関東ローム層は、はるか昔のことだと思うからだろうか。


歴史は噛み砕いて話していただくと面白いのだが、人名や順序が頭に入っていかないので、お恥ずかしいことだが、ほとんど知らない。

大河ドラマは毎年ほとんど観るようにしているが、歴史は難しい 
 
コメント
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