「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

そろそろ見えてきた、J優勝チームは総額22億円ダソーン。

2017年09月26日 21時36分43秒 | サッカー選手応援
今年は、そういう年だと、皆さんも気づいたことでしょう。春先は話題になった「DZAN契約によるJリーグ賞金総額の大幅アップ」

優勝チームだと、向こう3年間で総額22億円が支給されるという、これまでの10倍以上の恩恵、もちろん2位でも3位でも相当の額を得られますし、J2降格になっても救済金が結構もらえるという、どのチームにもおいしい変化なのですが、何といっても優勝チームはケタ違いです。

私が言いたいのは、結局、これを持っていくのはJリーグ最多タイトル獲得を誇る王者・鹿島なんだなぁ、ということです。まさに、ここ一番という時にはキッチリと逃さない、常勝チームらしいところです。

まだ決まったわけではありませんが、こういう状況で鹿島が、このチャンスをミスミス逃すと思うほうが甘いということです。

これを機に、鹿島は「強いけれど所詮地方のクラブ」から予算規模を伴った名実ともにビッグクラブに飛躍するでしょう。

欧州の名門クラブが、強さの持続による人気の獲得と、クラブ資金の上積みによって、長い年月をかけて名門クラブになっていったことを思えば、鹿島がまさにその道を歩んでいるわけで、王道を歩んでいると言っても過言ではありません。

さぁ、問題は他のJリーグクラブです。鹿島の一人勝ちを指を加えて見ているだけなのか、どこか骨のあるチームはないのか、奮起を促したいこと、この上ありません。残念なことに、そういうクラブ作りは一人や二人の力でできるものではありません。

長い年月にわたってチームを貫くスピリットと、それを継承する揺るぎないクラブ経営者の質、そして、そのスピリッツを現場で選手たちに植え付け、継承していくチームスタッフ。さらには、そういうチームを愛してやまない分厚いサポーター。

それらが長い年月、揃い続けないと育たない世界でもあります。でも、私は何度もこの書き込みで言うのですが、そういう可能性を持ったクラブが皆無ではないので、あとはクラブ経営としての持続性、チーム作りとしての持続性、サポーター熱意の持続性があればと願う次第です。

近いうちに、試練にさらされている名古屋と広島について触れたいと思いますが、こうしたチームも、手厳しい試練をくぐればこそ育まれる「力」というものがあります。

今年手にするであろう鹿島の莫大な優勝賞金が話題になる頃、各チームとも、今更ながら取り逃がしたものの大きさに愕然とすることでしょう。

当ブログは、何ごとも先見的に取り上げていくことに努めていますので、一足先にお知らせした次第です。

では、また。
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中吊り広告「週刊プレイボーイ」本田圭佑・代表に不要?論会議を見て

2017年09月26日 20時58分10秒 | サッカー選手応援
タイトルにあるように、今回の書き込みは、一昨日見た、電車の中吊り広告「週刊プレイボーイ」誌の記事見出しからインスピレーションを得たものです。

正確な見出しは「『本田圭佑は日本代表に必要ないのか』会議」だったと思います。ですから週刊プレイボーイ誌の記事本体は読んでおりません。

記事は記事で面白いのだと思いますが・・・。

私の場合は、本田圭佑選手と日本代表に関しては、かつて、トルシエ監督が中村俊輔選手を日本代表から外した時と同じ位置づけに本田選手があると考えているので、必要とか不必要と二者択一の問題ではないと言いたいのです。

トルシエ監督時代に中村俊輔選手を外した理由について、彼はこう言ってたと思います。「私の中でシュンスケは中盤の選手の中の4番手か5番手、23人の代表全体の中では13~14番目の選手、少なくともスタメンで使う選手ではない、では途中から流れを変えたり守備固めに使う可能性があるかというと、それもない。だからシュンスケはメンバーから外した」と。

結構、明快な答えだと思いました。

いまの本田選手がまさにそういう位置づけだと思います。トップから中盤の選手の中の、おそらく5番手から6番手だと思います。ハリル監督の場合は、まだ途中から流れを変える可能性があるかも知れないという気持ちがあるので、代表から外すところまでは行っていないですが、もう少しパフォーマンスの悪い状態が続けば、その可能性もあきらめ、代表から外す、そういう決断が近づいているかも知れません。

けれども、パチューカでキレを取り戻し、代表での序列が4番手、3番手に戻る可能性はありますから、すべては今後のパフォーマンス次第だと思います。

少なくとも過去の「絶対的エース」「圧倒的存在感」の本田圭佑選手の時代は終わったわけで、それは選手としてのピークを下っているさなかの本田選手としては、やむを得ない「老い」というものです。

週刊プレイボーイ誌の議論がどんなふうなのか、知る由もないのですが、私はそう思います。
では、また。
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