四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

トウモロコシの収穫と夏野菜の植え付け(菜園日記:2023年06月11日(日))

2023-06-11 | 週末菜園日記

トウモロコシの収穫と夏野菜の植え付け

【畑の天気】雨/曇り(最高気温 22℃ 最低気温 20℃

 6月(水無月)第2日曜日
 関東地方も、8日に梅雨入りして、雨の日が続いている。
 今日も午前中は雨で、本格的な野良仕事はできなかったが、
 午後、雨もあがったようなので、少しの間畑に出てみた。

 

 3月初旬に作付けした極早生のトウモロコシ(ハニーバンタム20)を収穫。
 今年は、全般にトウモロコシの穂の先端の方に実が入いらない
 先端不稔(せんたんふねん)の状態で、サイズも小ぶりで、今一の出来栄えとなってしまった。

 

 先端不稔の原因は、雄穂の花粉が雌穂の絹糸(ひげ)にうまく受粉されなかった為で、
 雄と雌の開花時期がずれたことによって起こり、絹糸の受粉期間中、
 花粉が不足すると「歯抜け」や「先端不稔」になってしまう。
 
 トウモロコシの葉が7~8枚で、人間のひざ丈くらいの草丈のころ(ひざ丈期)は、
 雄穂と雌穂の幼穂が形成される時期で、このころに肥料切れや乾燥、高温過湿、
 中耕による根の損傷などのストレスを受けると雄雌の開花が大きくずれる事がある。

 今回、ビニールトンネルでの早生栽培で、ひざ丈期にトンネル内の温度調整がうまくできず、
 4月下旬に日中の温度が40℃以上になった事が多々あり、どうやらこの事が原因の一因と
 なっていたようだ。
 
 今年は、アワノメイガの被害が出る前に収穫を終わらす作付けでのトンネル栽培をして、
 結果的に、アワノメイガの食害はまったく無かったのだが、残念。

 

 そのあと、昨年自家採取しておいたシカクマメの種を播種。

 

 

 市販の種と半々に播いて、発芽~生育状況を比較してみる事にする。

 

 

 最後に、クウシンサイの苗を空豆の跡畝に定植して、今日の作業は終了。

 

 梅雨も明けて、真夏の暑さとなる「大暑」の頃、夏の葉物野菜として
 重宝しそうだ。


【畑の作業】
 3-A西 追肥:(草木灰/バットグアノ):キュウリ
 3-B西 播種:シカクマメ
 2-D西 定植:クウシンサイ
 2-D西 定植:パクチー

 
【今日の収穫】
 トウモロコシ(ハニーバンタム20)・葉ネギ(九条ねぎ)
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする