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映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『G.I.ジョー』

2009年08月23日 | Weblog
G.I.ジョー - goo 映画

よい

スティーヴン・ソマーズ 監督
チャニング・テイタム、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ、シエナ・ミラー、レイ・パーク、イ・ビョンホン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、アドウェール・アキノエ=アグバエ、クリストファー・エクルストン、サイード・タグマウイ、デニス・クエイド 出演

1990年代、世界征服をたくらむ悪の組織“コブラ”が各地で活動を活発化させていた。そして、最強のウィルス兵器“ナノマイト”を使い、パリのエッフェル塔を破壊してしまう。元々はNATOによりガン細胞破壊のため作られたが、実際はあらゆるものを破壊する威力を持っていたため、悪の武器商人デストロの手により脅威の兵器としてコブラの手に渡ってしまったのだ。コブラの脅威が各地を襲う中、アメリカ政府が送り込んだ最後の切り札。それは世界中から集められた史上最強の国際機密部隊G.I.ジョー。強靭な肉体、勇気と行動力を持ったエキスパート集団。加速装置付きの特殊スーツを身につけ、数々のガジェットを駆使する極秘のチーム、G.I.ジョー。エジプト、パリ、東京と世界を舞台に、陸・海・空と壮絶なバトルが始まる!



上記のストーリー説明はgooのものだが、「近未来」という表記で始まる映画を1990年代と堂々と書くのはいったいだれの間違いなのか? 資料のせいか、書いた人がバカなのか、はっきりしてもらいたい。映画に愛のない人は映画の仕事をするんじゃない。仮に愛がないとしても、せめて正確を期して仕事をするのは社会常識である。

怪獣映画で東京タワーが破壊されるのがお約束のように、この作品ではエッフェル塔が破壊される。その破壊のされ方が見事であった。爆破されるのではなく、溶解されるのだ。その様子とその直前のパリでのアクションシーンがかなりよかった。

イ・ビョンホン演じるストームシャドーとスネークアイズの東京における子ども時代もよかった。いまだに日本の理解がその程度かというがっかり感はあるものの、子どもどうしのカンフー・アクションというのは珍しいのではないか。

主人公らしいチャニング・テイタムがあまり活躍しない(笑)ことと、パリのシーンを最後に持ってこなかったことに不満はあるが、シリーズものの第一作としては(笑)合格点をらくに超えている。

敵(コブラ)が本当に悪なのかはっきりしないのは、最近の流行か長寿命シリーズの宿命だろう。


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