映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ゾディアック』

2008年03月15日 | Weblog
よい

デヴィッド・フィンチャー 監督
ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jr、アンソニー・エドワーズ、ブライアン・コックス、イライアス・コティーズ、クロエ・セヴィニー、ドナル・ローグ、ジョン・キャロル・リンチ、ダーモット・マローニー 出演

1969年、ドライブ中のカップルが襲撃され、女性は死亡、男性も重症を負う事件が起こった。その1ヵ月後、新聞社に事件の犯人と思しき人物――後に“ゾディアック”と名乗る男から犯行を告白する手紙と暗号文が届けられる。曰く、暗号文を新聞に載せないと大量殺人を決行するという。暗号は新聞に掲載され、新聞記者のエイブリーや風刺漫画家のグレイスミスは“ゾディアック”の謎解きに並々ならぬ関心を見せていくのだった…。

犯人が誰なのかということよりも、犯人が誰なのかを気にしすぎて不幸になってしまった人々をメインに描いていく。

したがって、犯人探しの試行錯誤、警察の協力不足なども過不足なく表現するために、上映時間が2時間半と長いものとなっている。

若干暗号解読の部分が長すぎる印象もあるがそれも上記に含めるとして、それ以外のドラマの部分がしっかりと作られており、それほど飽きるようなことはない。


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