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映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『愛、アムール』

2014年01月12日 | Weblog
よい

ミヒャエル・ハネケ 監督・脚本
ジャン=ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リヴァ、イザベル・ユペール、アレクサンドル・タロー、ウィリアム・シメル 出演

パリの高級アパルトマンで悠々自適の老後を送る音楽家の夫婦、ジョルジュとアンヌ。ところがある朝、アンヌが突然の発作に見舞われ、夫婦の穏やかな日々は終わりを迎える。検査の結果、病気が発覚したアンヌは手術の失敗で半身に麻痺が残る事態に。“二度と病院には戻りたくない”とのアンヌの願いを聞き入れ、ジョルジュは自宅での介護を決意する。自らも老いた身でありながら、これまで通りの生活を貫こうとする妻を献身的に支えていくジョルジュだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344164





国の制度や文化によって、選択肢に違いがでてくるはずなので、評価にも幅があるはずである。

無理心中という文化がある日本からすると、それほど奇異には感じられないエンディングであった。
しかし、病院に入れないという約束を守るためには、ほかに取るべき道がなかったのかどうかがわからない。

「自宅で、なんて考えちゃダメよ。介護でとも倒れしちゃうわよ」と介護ヘルパーの資格を持っている女性から言われたことを思い出したが、だからといっていい答えが日本にあるのかどうかもわからない。

以下ネタバレ







まあ、キリスト教圏からすると、このような善意に近いものから生まれる(もしくは悪意のない)殺人に関しては大騒ぎしがちである。


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