映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
コメントのところをクリックするとコメントできます。

『エンダーのゲーム』

2014年01月29日 | Weblog
ふつう

ギャヴィン・フッド 監督・脚本
エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード、ベン・キングズレー、ヴィオラ・デイヴィス、ヘイリー・スタインフェルド、アビゲイル・ブレスリン、アラミス・ナイト、スラージ・パーサ 出演

産児制限が行われている未来の地球。謎の地球外生命体フォーミックの侵攻を受けた人類は、辛くも絶滅を免れる。そして、さらなる侵攻に備え、優秀な子供たちを徴兵し、地球軌道上に設置された訓練施設“バトル・スクール”でエリート戦士の養成が行われていた。そんな中、非凡な兄と姉の存在ゆえに、宇宙戦争を終結させる者との期待を受け、政府の特別許可で生まれた禁断の第3子“サード”の少年エンダー。彼は、その生い立ちがもとで孤独な少年時代を過ごしていた。やがてバトル・スクールへと送られたエンダーは、監督官であるグラッフ大佐の下、情け容赦ない幾多の試練を課されていくのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346945





映画館で観た。

話もおもしろいし映像も悪くないが、キャラクターの深みがまったくない。

敵があそこにいられた理由がわからない。

敵がゲームに出るくらいの能力があれば、もっとわかりやすいコミュニケーションがとれるだろうに。

伝説的英雄のメイザー・ラッカムのビデオがカットされていた理由がない。

わざわざ宇宙にでて訓練する必要性があったのか?

『フレンチ・コネクション』

2014年01月29日 | Weblog
よい

ウィリアム・フリードキン 監督
ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー、フェルナンド・レイ、トニー・ロー・ビアンコ、マルセル・ボズフィ、フレデリック・ド・パスカル 出演

”フレンチ・コネクション”、それはフランスとアメリカを結ぶ麻薬密輸ルート。マルセイユからニューヨークへ密輸される3200万ドルのヘロインをめぐって、NY市警の敏腕刑事ポパイこと、ドイル刑事と相棒ラソー刑事が、国際麻薬シンジケートの黒幕を追い詰める!



いまどきのわかりやすい作品ではない(笑)!
最初に殺される人がいったい誰なのか? というのは作品内で答えはない(ブルーレイのトリビア・トラックで、フランスの刑事だということがわかる)。
おそらく黒幕の敵対勢力のだれかだろうというのは想像できるが、フェルナンド・レイが黒幕だということも冒頭ではわかりにくいのだ。

「足の指をこすっているのか?」は、わけのわからんナンクセをつけて容疑者をビビらせるという、原作に忠実な設定らしいが、そりゃわからんって(笑)。

中盤で捜査の打ち切りが決まる。しかし、その直後にジーン・ハックマンが狙撃される。すると、ことばの説明なしに捜査は続行される。狙撃犯は冒頭の殺人事件の犯人でもあるのだが……。

このように、エピソードの積み重ねで観客に考えさせるつくりになっている。

カーチェイスもいいが、黒幕を尾行するところもいい。