映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

2013年08月17日 | Weblog
よい

J・J・エイブラムス 監督
クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、ベネディクト・カンバーバッチ、 ジョン・チョー、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ピーター・ウェラー、アリス・イヴ、ブルース・グリーンウッド、アントン・イェルチン 出演

西暦2259年。USSエンタープライズのクルーたちとともに惑星ニビルを探査中のジェームズ・T・カークは、副艦長スポックの窮地を救うために重大な規律違反を犯してしまう。地球に帰還したカークはその責任を問われ、艦長を解任される。その頃、ロンドンでは恐るべき陰謀が進行していた。やがて首謀者ジョン・ハリソンは惑星クロノスに逃亡。この緊急事態に、再びUSSエンタープライズの艦長に復帰したカークは、ジョン・ハリソンを追ってクリンゴン人が支配するクロノスへと向かうのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344500#1





劇場で3D(マスターイメージ)日本語版で観た。

この監督、『M:I:Ⅲ』『SUPER 8/スーパーエイト』の監督でもあるらしい。スターウォーズが不安である。当たり外れがあることと、基本はアクションだけが得意な印象を受ける。


壮大な宇宙を舞台に、友情という古典的な題材を基にしている。

前作『スター・トレック』のときもエンタープライズ(巨大宇宙船)を地球上で作ることがわからない(無重力のほうが作りやすいから)という指摘もあったがおもしろいアクションであった。本作でも……
以下ネタバレ







宇宙船にも密航できるのか? しかもふたり!
そのふたりがどちらもストーリー上必要な要素なのだが、どうやってその場所にもっていったらいいのかわからないので密航させました、というのがわかってしまうのよ(笑)。つまり、シナリオはそんなによくないぞ、これ。

それと、レナード・ニモイはもう完全にオールド・ファン対策だけのための存在になっていたような気がする(笑)!

『パシフィック・リム』

2013年08月17日 | Weblog
よい

ギレルモ・デル・トロ 監督
チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、チャーリー・デイ、ロブ・カジンスキー、マックス・マーティーニ、芦田愛菜、ロン・パールマン、バーン・ゴーマン、クリフトン・コリンズ・Jr、ディエゴ・クラテンホフ 出演

ある日、太平洋の深海から突如巨大な生命体が出現した。“KAIJU”と名付けられた彼らは、大都市を次々と襲撃して容赦ない破壊を繰り返し、人類は滅亡の危機を迎える。そこで人類は世界中の英知を結集し、人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。その操縦は2人のパイロットによって行われるが、イェーガーの能力を引き出すためには、パイロット同士の心を高い次元でシンクロさせる必要があった。当初は優勢を誇ったイェーガーだったが、出現するたびにパワーを増していくKAIJUたちの前に次第に苦戦を強いられていく。そんな中、かつてKAIJUとのバトルで兄を失い、失意のうちに戦線を離脱した名パイロット、ローリーが復帰を決意する。彼が乗る旧式イェーガー“ジプシー・デンジャー”の修復に当たるのは日本人研究者の森マコ。幼い頃にKAIJUに家族を殺された悲しい記憶に苦しめられていた。やがて彼女はローリーとの相性を買われ、ジプシー・デンジャーのパイロットに大抜擢されるのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344562





劇場で3D(マスターイメージ)日本語版で観た。

夏休みで人気作が多いらしく、もう一番大きなスクリーンではなくなってきているようだ。

ギレルモ・デル・トロはダークなストーリーじゃないとおもしろみが出せないのではないかと思っていたが、本作では比較的明るく軽いストーリーでもおもしろかった。

日本のアニメをかなり研究し、理解していることがわかるツボのおさえ方である。

パシフィック・リムとは「環太平洋地域」という意味らしい。

日本人が喜ぶデキなのだが、緩急のつけかたにちょっと配慮がたりない。ロン・パールマンへのたどりつきかたがイージーすぎたり、ふたりのパイロットのひとりが知らない武器があったり(しかも脳はつながっているはずなのに)する。

また、司令官が赤い靴を持っていくのがわからない(由来はわかるのだが、あのタイミングで持っていくことの意味がわからない)。ただの変態か?

CG多用の戦闘シーンに多い特徴である、夜間で雨(または嵐)ばっかりというのもいただけない。本作はわかりやすく、迫力もあってよかったが。

以下ネタバレ







自爆作戦も理解できるのだが、脱出装置つけといてもいいんじゃないか?

原子力でアナログ?