映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『孫文の義士団』

2012年07月22日 | Weblog
ふつう

テディ・チャン 監督
ドニー・イェン、レオン・ライ、ニコラス・ツェー、ファン・ビンビン、ワン・シュエチー、レオン・カーフェイ、フー・ジュン、エリック・ツァン 出演

清朝末期の香港。そこに、腐敗した王朝の打倒を掲げて立ち上がった男、孫文が日本からやって来るとの極秘情報がもたらされる。目的は、中国各地の同志たちと武装蜂起へ向けた協議を行うため。孫文を亡き者にしたい西太后はこのチャンスを逃すまいと500人もの暗殺団を送り込む。そこで、孫文を守るための義士団が結成される。集められたのはスパイとして働く警官や車夫、ワケありの物乞いなど市井の民たち。彼らに課された使命は、孫文の影武者と共に囮となり、会談が終わるまでの1時間を500人の暗殺団相手に戦い抜くというものだった。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338544



統制がとれて計画を立てた暗殺団と、急遽かき集められたボディガードたちが戦えば結果は明らかなはずなのだが……。

いい人たち(ボディガードたち)にはそれぞれ物語がある。親子の葛藤であったり、オイディプスコンプレックスであったり、元夫婦の問題であったり……。それらの描き方がもうひどい! そしてまったく有機的にからんでいなくて、それぞれのエピソードがポツンポツンとおわっていくだけなのだ。

死ぬのに時間がかかり過ぎで、わざとらしいのもマイナス。