映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『裏切りのサーカス』

2012年07月12日 | Weblog
ふつう

トーマス・アルフレッドソン 監督
ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、トム・ハーディ、トビー・ジョーンズ、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチ、キアラン・ハインズ、キャシー・バーク、デヴィッド・デンシック、ジョン・ハート、スヴェトラーナ・コドチェンコワ 出演

英国のMI6とソ連のKGBが熾烈な情報戦を繰り広げていた東西冷戦時代。英国諜報部<サーカス>のリーダー、コントロールは、長年組織に潜んでいるソ連の二重スパイ“もぐら”の情報を掴むも独断で作戦を実行して失敗、責任をとってサーカスを去る。コントロールの右腕で彼とともに引退した老スパイ、スマイリー。ある日、英国政府のレイコン次官から“もぐら”を突き止めろという極秘の指令が下る。ターゲットとなるのは、コードネーム“ティンカー”、“テイラー”、“ソルジャー”、“プアマン”という4人の組織幹部。さっそく信頼を置くかつての部下ピーターらと組み、調査を開始するスマイリーだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341569



映画館で観た。

時制(いつ、何が起こったのか?)をはっきりさせないことは映画のテクニックとしてアリだと思うが、本作の場合それがイジワルとしか思えない。作品の魅力を増すことにはなっていない。ゲイリー・オールドマンを汚い池みたいなところで何度も泳がせる必要はないのだ。

公式サイトで本作の説明不足を補うような、<鑑賞前にご一読ください>というコーナーがあるが、それは読んでいても構わない。ただし、<相関図&キャスト>というコーナーは絶対に見てはならない! ミステリーぶちこわし、最悪のおせっかいである。

リッキー・ターが主人公と会った時点でミステリー要素は消失するはずだが、その後もテンポが同じであるのはいただけない。

以下ネタバレ









ゲイがふた組!

ジム・プリドーがどのようにして国内にもどったのか、イギリスは簡単に教師になれるのか、またラストの銃撃はなぜあのタイミングなのか(もっと早くてもいいはずである)?

『勇気ある追跡』

2012年07月12日 | Weblog
よい

ヘンリー・ハサウェイ 監督
ジョン・ウェイン、キム・ダービー、グレン・キャンベル、ロバート・デュヴァル、デニス・ホッパー 出演

少女マティはトムという雇い人の男に父親を殺され、復讐を誓う。そして、その征伐のため、アイパッチを着けたベテラン保安官のコグバーンが雇われることに。さらには若いテキサス・レンジャーのラ・ボーフもその任を請け負い、こうして3人はトムら犯人一味を追う旅に出る。だがやがて、マティがトムに捕らえられ、ラ・ボーフが救出に向かう。その間コグバーンは援護射撃で一味に対抗、激しい攻防の末にトムを倒し、マティは無事助け出されるのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=23947





コーエン兄弟の『トゥルー・グリット』のオリジナル版。

わたしはコーエン兄弟の作品のほうが好きだが、本作もおもしろい。
だいたいのストーリーは同じなのだがエンディングが明らかに違い、しかもそのどちらもがおもしろい。

敵に対して本気で向かっていくときの迫力は本作のほうが上かも……。


『トゥルー・グリット』の私の記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/6cf9a041fad22b0a1039adb6627f2afe