映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『キラー・インサイド・ミー』

2011年12月24日 | Weblog
ふつう

マイケル・ウィンターボトム 監督
ケイシー・アフレック、ケイト・ハドソン、ジェシカ・アルバ、ネッド・ビーティ、イライアス・コティーズ、トム・バウアー、サイモン・ベイカー、ビル・プルマン 出演

1950年代の西テキサス。田舎町で保安官助手をするルー・フォードは誰からも好感を持たれる純朴青年。幼なじみの女性教師エイミー・スタントンと気ままな逢瀬を重ね、町の治安同様、穏やかな日々を送っていた。ある日、住民からの苦情を受け、売春婦ジョイスのもとを訪ねたルー。そんな彼を客と勘違いしたジョイスは優しくもてなすが、保安官と分かるや態度を一変、口汚くののしり平手打ちを喰らわす。その瞬間、抑えがたい怒りに駆られたルー。最初はジョイスをベッドに押さえつけ激しい殴打を繰り返し、やがて落ち着きを取り戻すと今度は互いに激しく求め合う。以来、ジョイスとの情事が日課となったルー。そして、これまで心の奥底に眠っていた闇も解き放たれてしまい……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338245#1



かなりいい味出していたと思うのだが、エンディングがわたしには理解できなかった。

なんであの人がいるのだ? そしてそれを予期できるのだ?

『ダンシング・チャップリン』

2011年12月24日 | Weblog
よい

周防正行 監督
ローラン・プティ 振付
ルイジ・ボニーノ、草刈民代 出演

「Shall We ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、フランスの振付家ローラン・プティがチャップリンを題材に、ダンサー、ルイジ・ボニーノのために振り付けた作品『ダンシング・チャップリン』を、映画のために再構成してフィルムに収めた異色のバレエ映画。監督の妻でもあり、2009年にバレリーナを引退した草刈民代もルイジ・ボニーの相手役として全7役をこなし、36年のバレエ人生の集大成ともいえる最後のダンスを披露。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338606





二幕構成のアイデアがとても活かされた作品。

わたしのようにバレエの素人にも第一幕があることによって、すんなりと第二幕を楽しむことができる。また第一幕の人間的なやりとりはとてもスリリングでありチャーミングでもある。

どのようにして公園と警官を説得したのかは、ぜひ教えてほしかった。

『デッドクリフ』

2011年12月24日 | Weblog
ふつう

アベル・フェリー 監督
ファニー・ヴァレット、ジョアン・リベロー、ラファエル・ラングレ、ニコラ・ジロー、モード・ワイラー 出演

クロアチアの大自然の中にやってきた男女5人の若者たち。目指す山に向かうと、そこには“立入り禁止”の看板が。しかし一行はそれを無視して崖を登り始める。やがて、古びた吊り橋を渡り始めるが、メンバーの一人が高所恐怖症でパニックを起こし、吊り橋が崩壊してしまう。辛くも全員助かったものの、退路を失った彼らは、山から出るために危険な絶壁を登らなければならなくなってしまうのだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338318#1



前半登山サスペンス、後半しょぼいパニック映画。
後半がかなりダメ。

登山に無理に参加してみた人がいたり、「俺は立ち入り禁止を知っていたんだ……」と思わせぶりに言っただけで消えてしまう人がいたりとか(笑)、謎が解決されないままパニック映画に向かっていく!

エンディングでもっともらしい説明がつくが、作品のデキとはあまり関係がない。

とどめさしてから逃げろや(笑)。