映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『殺しの分け前/ポイント・ブランク』

2011年02月15日 | Weblog
ふつう

ジョン・ブアマン 監督
リー・マーヴィン、キーナン・ウィン、アンジー・ディキンソン、キャロル・オコナー、ジョン・ヴァーノン、ロイド・ボックナー。マイケル・ストロング、シャロン・アッカー 出演

旧友マルと組んで強盗をした男ウォーカー。しかし犯行が成功したとたん、マルはウォーカーを撃ち、彼の妻を連れて逃亡する。ウォーカーはギャングの協力を得て、復讐の追跡行へ出るが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8199#1


『ペイバック』の元ネタ、オリジナルらしいが、おもしろくない。

いちど痛い目にあって用心深くなったのはわかるが、この監督の物語の描写のしかたがわたしの好みではないのだ。あの人のことですよ(笑)。

『イージー・シックス』

2011年02月15日 | Weblog
ふつう

クリス・イオヴェンコ 監督
ジュリアン・サンズ、ジム・ベルーシ、キャサリン・タウン、ジョン・サヴェージ、アレックス・ソル、ルース・ウィリアムソン、カイル・ハワード 出演

カタブツの大学教授が学会出席でラスヴェガスにでかけ、同僚の娘でもある元教え子と関係をもち、世界観が変化する。



ストーリーに抑揚がない!

キャサリン・タウンはかわいい。

エンディング近くのラスヴェガスでの騒動はテンポよく、おもしろかった。

『キック・アス』

2011年02月15日 | Weblog
よい

マシュー・ヴォーン 監督
アーロン・ジョンソン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、マーク・ストロング、クロエ・グレース・モレッツ、ニコラス・ケイジ 出演

ハードバイオレンス・アクション・コメディ。
アメコミ好きでスーパーヒーローに憧れるニューヨークの高校生デイヴ。ある日彼は、インターネットで手に入れたコスチュームを身に纏い、勧善懲悪のヒーロー“キック・アス”として街に繰り出す。しかし、何の能力も持たない彼は最初のパトロールでチンピラにボコボコにされ重傷を負ってしまう。ところが、その治療で体中に金属を埋め込み、神経の損傷で痛みにも鈍感になったデイヴは無類の打たれ強さを身につけていた。そして、懲りずにパトロールを再開したデイヴ。すると、その様子を野次馬が動画サイトにアップしたことからキック・アスの名はたちまち知れ渡り、一躍時の人に。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=337482



映画好きをくすぐる仕掛けが随所にちりばめられた作品。
主人公が邪魔で(笑)、ヒット・ガールとビッグ・ダディを主役にすれば、もっとキレのある作品になったかもしれない。

ちょっと長い。

『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』

2011年02月15日 | Weblog
ふつう

平山秀幸 監督
竹野内豊、ショーン・マッゴーワン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、板尾創路、光石研、柄本時生、近藤芳正、酒井敏也、ベンガル、トリート・ウィリアムズ、ダニエル・ボールドウィン、阿部サダヲ、唐沢寿明 出演

1944年。日本軍にとっての重要拠点であるサイパン島は、圧倒的な物量に勝るアメリカ軍の前に、陥落寸前まで追い込まれていた。そしてついに、サイパン守備隊幹部は日本軍玉砕命令を発令する。そんな中、玉砕を覚悟しながらも生き延びた大場栄大尉は、無駄死にすることなくアメリカ軍への抵抗を続けることを決意する。そんな彼のもとには、その人望を慕って、上官を失った兵士や民間人たちが集まってくる。やがて彼らは、サイパン島最高峰タッポーチョ山に潜み、ゲリラ戦を展開していく。その統率された部隊に翻弄されるアメリカ軍は、大場大尉を“フォックス”と呼び、警戒を強めていくが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=337962



70近い父と一緒に観た。
彼は50年ほど前に自衛隊にいて、彼が言うには、はじめ米軍のM-1銃で一級射手の資格をとったが、配置換えになったあとはこの映画に出てくる銃の、菊のご紋をとったような旧式の銃をもたされてやる気がなくなったが、ちょっと見てみたくなったのだそうだ。

ジープの型式が新しすぎたり、上官に逆らって戦闘行為をするシーンが二箇所あるなど、映画を撮った人が「戦争を知らない」人間だと父は指摘したが、まあ戦争を知っている人たちだけで戦争映画を撮るのは日本ではもう無理である。

わたしの目では、唐沢寿明が圧巻でほかの日本人の役者さんたちの演技も悪くない。しかし、アメリカ軍側の演技力がひどかった。特に司令官役。

フォックスと呼ばれるような知恵者に見えるシーンもちょっと少ない気がした。

長い。