映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『過去のない男』

2010年11月22日 | Weblog
よい

アキ・カウリスマキ 監督・制作・脚本
マルック・ペルトラ、カティ・オウティネン、アンニッキ・タハティ、ユハニ・ニユミラ、カイヤ・パリカネン、サカリ・クオスマネン、マルコ・ハーヴィスト&ポウタハウカ、エリナ・サロ 出演

ある日列車に揺られ、夜のヘルシンキに流れ着いた一人の男。公演のベンチで夜明けを待っていた彼は突然暴漢に襲われ、瀕死の重傷を負う。男は病院で奇跡的に意識を取り戻すが、過去の記憶を全て失っていた。身分証もなく、自分の名前すらも分からない有様。しかし、幸運にもそんな彼にコンテナで暮らす一家が手を差し伸べ、男は彼らと共に穏やかな生活を送り始める。そして救世軍からスープが振る舞われる金曜日。男はコンテナの主人に連れられ支給場所へとやって来る。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=240353



スタートがかなり下のほうから始まるので、ちょっといいことがあるとそれがかなり嬉しいこと、楽しいことになる。

後半で都合が良すぎることがいくつかあるが、許せる範囲。

なお、主人公のマルック・ペルトラは2007年12月31日に亡くなっている。死因は発表されていない。『かもめ食堂』の「コピ・ルアック」の人でもある。  合掌