映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『アンドロメダ・ストレイン』

2009年08月17日 | Weblog
ふつう

ミカエル・サロモン 監督
ベンジャミン・ブラット、エリック・マコーマック、クリスタ・ミラー、ダニエル・デイ・キム、ヴィオラ・デイヴィス、ジャスティン・ルイス、バリー・フラットマン、テッド・ウィットール、テッド・アザートン、トム・マクビース、リッキー・シュローダー、アンドレ・ブラウアー 出演

ユタ州の田舎町に人工衛星が墜落した。瞬時にして謎の死病が広がっていく。生物兵器テロ対策チーム、「ワイルド・ファイア」が秘密ラボに召集され、人工衛星と生存者二名が収容されたが、彼らは赤ん坊と酔っ払いの老人だった。



ロバート・ワイズ監督の名作『アンドロメダ…』のリメイク・テレビ・ムービー。製作総指揮にリドリー・スコットとトニー・スコットのふたりが入っているので期待して観たが、期待はずれであった。
演技がまずだめ。脚本も不完全で、アンドロメダ病原体の特徴を怖いものにしようとして、作品全体の質を落とす結果になっている。前フリをばら撒きすぎて、最終的にまとまっていない。
ラボに召集されたスタッフそれぞれにサブストーリーがあるのだが、それも浅薄なものでおわっている。

なにかをしながら観るテレビにはうってつけだが、この作品だけの評価は「ふつう」になってしまう。