映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ブラインドネス』

2009年07月06日 | Weblog
ブラインドネス - goo 映画

わるい

フェルナンド・メイレレス 監督
ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、アリシー・ブラガ、伊勢谷友介、木村佳乃、ドン・マッケラー、モーリー・チェイキン、ミッチェル・ナイ、ダニー・グローヴァー、ガエル・ガルシア・ベルナル 出演

とある都会の街角。日本人の男が運転する車が交差点で立ち往生していた。突然目の前が真っ白になり、完全に視力を失っていたのだ。親切な男に助けられ家まで送り届けられるが、そのまま車を持ち去られてしまう。男は妻に付き添われ病院に。医者は、眼球に異常はなく原因はわからないと告げるが、各地では失明者が続出していた。車泥棒も、そして、診察した医者までも。驚異的なスピードで“ブラインドネス”は感染していった…。



視力を失う原因がはっきりしなくてもいいが、それならば、視力を失ったひどさを突き詰めてほしかった。あまりにもでたらめな設定ばかりで飽きてしまった。

食料を武器にして性欲を満たそうとするのはわかるが、それよりも宝石などの物欲を優先させるのがひどい。

2時間の作品で90分で収容所を出てくるが、なんのもりあがりもドラマもない。

人肉を喰う犬が、食料を持った初めて会う人間になつく。

家に帰れば服がたくさんあるのに、わざわざ食料を調達したあとで入手しようとする男。ばかにしか見えない。