映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『人のセックスを笑うな』

2009年04月05日 | Weblog
人のセックスを笑うな - goo 映画

ふつう

井口奈己 監督
永作博美、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾、市川実和子、藤田陽子、MariMari、あがた森魚、温水洋一、桂春團治、ニューマリオネット 出演

美術学校に通う19歳の磯貝みるめは、新任のリトグラフの講師ユリに絵のモデルを頼まれる。アトリエに連れて行かれ、されるがままにするすると服を脱がされてしまう。以来、20歳年上のユリにすっかり骨抜きにされて2人で過ごす濃密な時間にのめり込むが、ある日、夫がいることをさらりと告げられ愕然とする。突然現れた年上の女に振り回されて一喜一憂するみるめを同級生のえんちゃんは複雑な思いで見つめていた。




恋人どうしの楽しい時間をすくいとることには成功しているが、作品としての物語性の表現には失敗している。

固定カメラの多用が、生理的に我慢できるレベルを超えている。
しかも、固定カメラに固執しているかと思えば、教室(彫刻室?)に引っ張りこんでキスするところではカメラが動いている。

恋人どうしの楽しい時間をすくいとるためだけには、長すぎる。

忍成修吾と蒼井優のキスシーンはアドリブのようにみえる。