映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『キサラギ』

2008年12月06日 | Weblog
キサラギ - goo 映画

よい

佐藤祐市 監督
小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之、酒井香奈子、宍戸錠 出演

知る人ぞ知るアイドル如月ミキが自殺をして一年が経ち、一周忌追悼会に集まった5人の男たち―家元、オダユージ、スネーク、安男、イチゴ娘。ファンサイトの常連である彼らはそこで初めて顔を合わせた。それぞれオタク心を通わせながら、彼女の思い出話に花を咲かせる。誰しもが「自殺なんかする娘じゃない」と思っていた。そして誰かが「彼女は殺されたんだ」と。この発言をきっかけに、男たちの侃々諤々の推理が始まった…。

上映時間約108分中、最初の1時間くらいがとてもおもしろかった。
ほぼ男だけの登場人物で、いかにムサクルシサを少なくし、いかに部屋のセマクルシサをごまかすかにかなりの努力をしていることが伝わってくる。
塚地武雅と香川照之が押さえ気味でボケ役、小栗旬と小出恵介がハイテンションでツッコミ役、ユースケ・サンタマリアがいつも通り(に見える)でボケ・ツッコミの両方をやっている。

後半に想定の範囲内のストーリー展開とひとつのサービスサプライズがあるが、それらが余計だったのではないかと思われる。どうせだったら最後まで男だけの喜劇を貫き通してほしかった(笑)。

歌のシーンはよい。