映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『夢のチョコレート工場』

2008年04月19日 | Weblog
よい

メル・スチュアート 監督
ジーン・ワイルダー、ピーター・オストラム、ジャック・アルバートソン、ロイ・キニア、オーブリー・ウッズ、マイケル・ボルナー、ウルスラ・レイト 出演

ウィリー・ワンカのチョコレートは、とても美味しいと評判で、世界中の子供たちに愛されている。だがある日、ワンカはその美味しさの秘密を探るライバルたちの過熱ぶりに嫌気がさし、工場を閉鎖してしまう。しかし、ある時突然、ワンカは世界中で販売されているチョコレートの中に5個分だけ当たり付きがあり、それを手に入れた人だけ工場に招待すると発表。やがて幸運な5人が決定する。そのひとり、チャーリーはジョーおじいさんと一緒に、いよいよ工場の中へ足を踏み入れるのだが…。

『チャーリーとチョコレート工場』の最初の映画化作品。
基本的な話は変わらないが後半がわかりやすくなっており、なぜ子供を招待して痛い目にあわせるのかの説明がはっきりしている。

制作年代が違うので合成技術を比較するのは酷だが、こちらもミュージカルで楽しい作品になっている。

写真がこの作品のウンパ・ルンパ。彼らの歌や詳細に関しては、ティム・バートン版のほうが時間をかけているが、こちらも悪くはない。

監督の違いも大きいが、こちらはストーリーを丁寧に描き、ティム・バートン版は彼の得意な毒や皮肉が込められている。