映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『グエムル -漢江の怪物-』

2007年02月13日 | Weblog
グエムル -漢江の怪物- - goo 映画
よい

ポン・ジュノ 監督
ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ、コ・アソン、イ・ジェウン 出演

『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』と同様、オッサン向け怪獣映画。
しかし、こちらはそれにダメ家族団結、国内(韓国)問題、コメディ要素がうまくミックスされ、より完成度が高くなっている。

ダメおやじの娘が怪物に奪われ、軍はそれを信じず、一家で団結して娘を取り戻そうとする。

主人公のダメさが強調されているが、妹は行動のテンポが悪く金メダルを取り逃し、弟は知人にだまされかけ、怪物にとどめをさしそこねる。マヌケな家族なのだ。主人公の父親(写真右)はしっかりしていて家族を認めまとめているが、不幸で笑える最期をむかえる。

売店あらしのふたりがつけたしのように見えた。
韓国映画には偏見があって、あまり好みではないのだが、この監督の『殺人の追憶』は観たくなった。