映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『マリー・アントワネット』

2007年02月07日 | Weblog
マリー・アントワネット - goo 映画
ふつう

ソフィア・コッポラ 監督
キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン、ジュディ・デイヴィス、アーシア・アルジェント、マリアンヌ・フェイスフル、ジェイミー・ドーナン 出演

マリー・アントワネットの結婚からを描いた作品。
胸に訴えてくるようなドラマはないが、西洋版『大奥』と考えればこんなものだろう。ベルサイユを使えたということがよくも悪くも影響しているのかもしれない。
アメリカ独立のためにかなり金を使った、ということが強調されていた。

ヘアスタイルも含め、かなり史実に忠実ではないかと思われる。
キルスティン・ダンストはスパイダーマンの100倍くらい魅力的ではあった。
ソフィア・コッポラには期待しているので、話題作の次は名作をお願いしたい。

『世界最速のインディアン』

2007年02月07日 | Weblog
世界最速のインディアン - goo 映画
よい

ロジャー・ドナルドソン 監督
アンソニー・ホプキンス、ダイアン・ラッド、ポール・ロドリゲス、アーロン・マーフィー、アニー・ホワイト 出演

ニュージーランドに実在したバート・マンローというライダーの話。
スピードに魅入られた貧乏で老人のライダーが、ユタ州ボンヌヴィル(ここは干上がった塩湖でスピードを出すのに最適らしい)に向かうロード・ムーヴィー。

思わず涙が出そうになるところが何ヶ所もある。
それは老人だから、ロード・ムーヴィーだからではなく、描かれている世界が古きよきアメリカだからだと思う。
バイクになんか興味がなくても、古きよきアメリカ人とニュージーランド人の話を観たければこれをオススメする。