中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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第826話 筆圧が弱い人、声が小さい人

2019年07月24日 | 研修

 「99人以下の中小企業の社員が辞めずにイキイキ働くようになる」を実現する人材育成社です。 

弊社が行う研修やセミナーでは、テーマに関係なく様々な演習に取り組んでいただいています。まず、受講者一人一人で取り組んでもらい、その後グループで話し合いをしていただくのが一般的な流れです。

私たち講師は、受講者それぞれに取り組んでもらっているときには、進み具合を確認しつつ、記入があまり進んでいない人には適宜アドバイスをしたりします。

ところが最近こうした場面において、ちょっと気になることが起きているのです。

それは、受講者が書いた文字の色が非常に薄く、背中越しにはなかなか判読ができないのです。たくさん記入しているのですが、文字が読めないので「どのように書いてくださったのですか?」と尋ねたりするのですが、そういう人が一昔前と比べて増えたように感じます。

また、研修終了時に書いていただくアンケートも、同様に文字が非常に薄い人がいます。主催者がアンケートのコピーをくださいますが、文字が薄いために、せっかく記入してくれた感想も判読することができず、残念に思うことも少なくありません。

では、文字が薄いのはなぜなのでしょうか?シャープペンシルで書いた人の文字だけが薄いわけではなく、ボールペンや最近使用者が増えている「消えるボールペン」でも同様に感じますので、文房具自体の理由というわけではなさそうです。

それではどうしてなのか?

私が見たところでは、明らかに筆圧(文字の濃さ)が弱い人が増えているように感じます。さらに、筆圧が弱いのは年長者よりも圧倒的に若い人に多いようなのです。

若い人に多いのは一体なぜなのか?原因はいろいろあるかと思いますが、一つにはパソコンやスマートフォンが普及し、昔と比べ「書く」機会が減ったことがあるのかもれしません。それゆえに、文字を書くときに力が入らないのでしょうか?

これと関連して、もう一つ最近の若い人の特徴として、声が小さい人が多いと感じることがあります。研修やセミナーで行っていただくグループワークでは、必ずディスカッションの内容を発表していただいていますが、その際、極端に声が小さい人がいるのです。

先日もあまりにも声が小さく、よく聞こえなかったので「ボリュームを3つくらい上げてみましょう」と声をかけてみましたが、結局あまり改善されませんでした。そこでマイクを使ってもらいましたが、それでも聞き手にしっかり届くボリュームにはなりませんでした。

声が小さい理由には、発表内容および自分自身に自信がない、大勢の前で話すことに慣れていない、性格が控えめなど様々な理由が考えられます。そのため、「声のボリュームを上げて」と言われても、マイクを渡されたりしても、簡単には変えられないことは想像できます。

しかし、声の小さい人を観察していると、大勢の前で発表するときだけでなく、休憩時間に顔見知りと思われる人と会話しているのを見ても、実は一様に声が小さいようなのです。

そうは言っても、ビジネスパーソンとして組織の中で働く以上、相手に届かないような声のボリュームではコミュニケーションをとることも難しいわけです。相手にきちんと伝えるためには、声を大きくする、人前で話すことに慣れるなどの努力は必須ではないでしょうか。

筆圧も同様です。確かに書くことが少なくなった時代ではあるのでしょうが、筆記用具を使って書くことは仕事以外でも様々あるはずです。他者が判読すらできないような文字の筆圧では困ります。

果たして、筆圧と声の大きさに何らかの因果関係があるのかないのかはわかりませんが、若い人の傾向の一つとして、近年はっきり感じる一コマです。

皆さんはどのように感じていらっしゃいますか。

お問い合わせ【株式会社人材育成社】 

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