行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

憧れの氷河急行で日本人観光客惨事

2010年07月26日 | 鉄道

Glacierlandwasser1

この週末、氷河急行(Glacier Expressと英語表記されることから、以前は「急行」とされていたが、観光案内や事故報道などでは「氷河特急」ともいわれている)の事故ニュースがトップで扱われている。国内JR専門と言うところがある私だが、オリエント急行やカナダ・カナディアン号などともに、いつかは乗りたいと思っている名物路線の名列車である。

http://www.myswiss.jp/jp.cfm/transport/scenic/offer-Scenic_Routes-Train-243505.html

マッターホルンを望み、氷河が作った谷や湖、渓谷を縫って走る路線は、急勾配、スイッチバック、ループ線など、鉄道ファンならずとも楽しめる路線。260キロ余りを8時間掛けて走る。特に、ランドバッサー橋から断崖のトンネルへ向かう場所(写真上)は世界遺産にも登録されている。

今回の脱線で亡くなられた日本人がいたことには冥福を祈るばかりなのだが、同列車に日本人観光客は多いことにビックリ。日本の旅行社で3ツアー、70名あまりが乗り込んでいたというから、乗客の三分の一が日本人ということになる。

その多くは、60歳代であり、第一線から退き、海外で列車旅行を楽しみにしていた人たちであり、たまたま乗り合わせたとはいえ気の毒な出来事であった。

外的な要因がなく、事故は鉄道会社の責任ということは免れない事実であろうが、すぐに復旧して、事故から2日後の25日には運転を再開している。福知山線やいなほ号の時の事故はどうだったか覚えていないが、大丈夫なんでしょうかねー。

鉄道会社に限ったことではないが、安全第一!スイスの十字のマークが「安全旗(緑十字)」とかぶって見えるのだが、あまりに安く見えてしまいまっせ!

コメント
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