秩父山地の金峰山や国師ヶ岳に源をもつ荒川が花崗岩地帯を横切る、標高 680mの仙娥滝から標高 460mの長潭橋までの約 5Kmの区間は、花崗岩が浸食され覚円峰、天狗岩、人面岩、登竜岩、猿岩などの奇岩、怪石を見ることが出来ます。
荒川(笛吹川の支流)の流れには、滝や瀬、あるいは瀞(とろ)渓流の変化も多く、新緑 や紅葉 は見事であり、昭和 25年(1950)毎日新聞社の全国名勝地百選で渓谷の部の第一位に入選 し、広くその名が知られるようになりました。
12時15分、昇仙峡ロープウェイで麓の仙ガ滝駅に到着。 ゴンドラを降りて、まず目に飛び込んできたのが黄金池の金色の鯉、沢山いるのにビックリしました。
沢山の観光客の流れと共に、両側にお土産屋さんが並ぶ道を仙娥滝に向かう。 荒川というが、見るからに花崗岩が削られた渓谷で、上流から下流に向かうので足取りは軽い。
右岸に遊歩道があり下っていると左手に綺麗な虹が見えた。
仙娥滝到着、12時 30分。 落差 30mの滝です。
巨大な花崗岩に囲まれた石門(天然アーチ)は先端がわずかに離れスリリングな不安定さを満喫できます。 石門通過、12時 35分。
荒川の流れに沿って遊歩道が整備されており、のんびり散策ができるので安心です。 昔はここを遊覧馬車がお客さんを乗せて走っていた、長閑な時を思い出しました。
仙ガ滝駅から30分ほど下って来た辺りが一番 紅葉 が綺麗に見えました。
御嶽昇仙峡のシンボルともなっている巨岩 『覚円峰』。国指定特別名勝。
覚円峰の上で覚円禅師が修行をされたと云われています。その対岸の岩は天狗岩。
途中、渓谷の瀞(とろ)で遊ぶマガモを見かけました。
渓谷沿いは色々な名前が付いた巨岩や奇石が次々と現れ標示板があるので、それを見ては 「似てるかな~ッ❓」などと岩を眺め、楽しく歩けました。
また、ゆったり流れる場所では紅葉した木々が水面に映るのが綺麗でした。
荒川沿いの遊歩道は仙娥滝付近が一番混雑していましたが、そこを過ぎたら渓谷の水音を聞きながらノンビリ歩くことが出来ました。
天神森市営駐車場到着、13時 55分。
朝、8時半の出発時には 10台ほどの車でしたが、戻った時は好天のせいもあり紅葉狩りに多くの方々が見えられていました。
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