ゆったりとした山容を重ねる奥秩父の山々の中で、珍しく全山が花崗岩の岩峰で形成された展望最高の山のご案内です。
6~8月頃にかけて富士見平付近でヤマオダマキ、マルハダケブキ、クガイソウ、ヤナギランなどが咲き、瑞牆山直下のシャクナゲは6月中旬頃に見られます。
※ 今回の写真は2004(H16)年6月19日に撮影したものです。
瑞牆山荘前の登山口から、ミズナラやシラカバ林の道を歩き始める。 やや傾斜が増して来て林道を横切り、里宮入口と標示された急な登山道に取り付く。 歩き始めの急登であり、ゆっくりと入ろう。
ここでは尾根に出て瑞牆の岩峰を見た所から、ご案内いたします。
ベンチで休憩しながらでは大きくなったカラマツに遮られ、特異な岩峰群が良く見えないので歩きながら展望の利く所を探す。ツツジ科の可愛い花のサラサドウダン が見られた。
ここからは比較的緩やかな広い登山道を登り、水場が見えた上部に富士見小屋がある。
小屋前の木立の中はテント場になっており、土曜・日曜はとても賑やかであります。 その先に目をやると富士が顔を出していました。
金峰山(標高 2599m)へは小屋の前を進んで行くが、瑞牆山(標高 2230m)へは小屋の左手に進み、天鳥川源流に向け暗い樹林帯の中を、木の根や岩に注意しながら下って行く。 30分ほど下ると天鳥川 に着き、対岸に渡渉し広場もあるので、これからの瑞牆山本峰の急登に取り付く前の休憩に丁度良い。綺麗な水に癒される。
天鳥川源流を渡り、さあ瑞牆山本峰への登りに入ろうとする目の前に10m以上あるだろうか 桃太郎岩といわれる大岩が現れる。
名前の通り、上手く真っ二つに割れているのである。 その桃太郎岩の右手に木製の階段が設置されており、そこから登り始める。 ハイキングと思って来た人にはビックリする、岩や木の根を頼りの激しい登りの連続となる。
厳しい登りに必死になっている時、ふと 周りに目をやるとアズマシャクナゲの群落の中を登っていたことに気付き、その見事さに感動である。
厳しい登りであるが、アズマシャクナゲのピンクの美しい花は、今迄の疲れを吹き飛ばしてくれる。
登りの途中には、かなりの倒木が見られるが、その回りには新たな新芽がびっしりと生えており、大自然の輪廻が感じられます。自然て素晴らしい。
足元ばかり見ているが、左手に目をやれば巨大な大岩が立ちはだかっているのに驚く。
そして振り返って気が付くと、富士山や金峰山が垣間見える所がある。
大ヤスリ岩の基部を通過すると、もう山頂は近い。 弘法岩との鞍部に出て右に回り込み、シャクナゲの中を抜け出ると山頂の巨岩の上である。
奥秩父の盟主、金峰山の五丈岩が間近に見える。
高原の山々と、とどまる所を知らない大展望に感動。 山頂より直ぐ下の大ヤスリ岩を覗き込もうとすると、足元がムズムズする。 山頂からの大展望を充分楽しみ、岩と木の根が混じった急な下りを慎重に戻った。
※ ご覧頂き、ありがとうございます。
ヒキノ様の広島、長崎の当時の被災状況や多方面にわたる詳細な内容とても勉強になりました。
被爆国として語り伝えて行かなければならないことと強く感じております。
わざわざ、コメント恐縮であります。
写真を見て、リアルに瑞牆山の岩や石楠花が浮かんできます。ありがとうございました。
ハイキング気分で行くと「エッ!嘘でしょ。」って皆さんビックリされるけど、山頂に登り切った時の感動は最高ですね。
大きな五丈岩のある金峰山や富士山、南西側には甲斐駒、仙丈、北岳そして八ヶ岳連峰が見える。
こんな景色をおかずにすれば、お弁当が美味しくなります。
この暑い時期は、森林浴をしながら青く澄んだ淵や名瀑の見られる西沢渓谷が涼しくて、歩きたいですね。
特異な岩峰群まさに日本にこんな所がとびっくり
させられました。
富士見小屋で小休止のあと、せっかく登ったのに
どんどん下りて小さな川を渡ってから結構急な
アスレチックみたいな登りが続きましたね。
あの岩峰群の下を通って山頂に着くと絶景でした。
高い山ほど絶景が待っているという歌がありますが
待っていましたね、絶景が!!!
南アルプスが。
そして忠さんの座っている岩の向こうは断崖絶壁
でした。
眼下に一面森が広がる断崖絶壁。
そしてこの後、岩の上に立ったんですよ。
山男ですね!
絶対真似は出来ません。死にます。
テレビでも山男は平気でこういう所に立ちますね。
本当にいい天気で、苦労して登った山は絶景は絶対
覚えてますね。
ありがとうございました。