素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 懐かしの ❝大野山❞へ ▲

2022年01月20日 | 丹沢山塊

暖かな日差しの中、ノンビリ丹沢湖の南に位置する『大野山』を歩いて来ました。

小さい頃はワラビ取りに行った懐かしい山である。  

ツクシとわらびが生えている春の野

御殿場線の山北駅を 8時55分、出発。

1934年(昭和9年)丹那トンネルが開通するまで、東海道本線の一部として使われていた路線である。                                                                                                                                             1889年(明治 22年)に開業し、箱根山の北側の急勾配を通過するため東海道線最大の難所であった。

そのため蒸気機関車は必ず、この山北駅に停車し石炭や水を補給、駅弁では「鮎寿し弁当」がとても人気があったという鉄道の町でありました。                          当時の駅前商店街は賑やかで映画館も2軒あり栄華を極めた時もあった懐かしい町です。

そんな事を思い浮かべながら駅前商店街から御殿場線沿いの桜並木の下を歩き、安戸隧道上の吾妻山入口に9時15分、到着。

この前方の下に東京電力の水路式発電所があり、その動力源である水を取り入れる通水路を右に眺め、小さい頃 虫取りに走り回ったことに思いを馳せ、しばし休憩した。

安戸隧道の上から河村城址や国道246号線を俯瞰す。旧山北高校の跡地はゲートボール場に変わっていた。

 

スマホの登山アプリで山北駅から大野山(標高 723m)への登山コースを登録したが、この辺りは小さい頃歩き回っていたので登山アプリに無い吾妻山へのコース取りをした。                         9時20分、赤い鳥居から吾妻山山頂を目指す。

登り始めはルンルンと進んだが、段々進むうちに急斜面となり道が荒れ、降り積もった枯れ葉が滑る。

道らしき所を選んで登り、前方に社(やしろ)らしき建物が確認できた。吾妻山山頂着、10時。  

小さい頃は社の前に土俵があって祭事に子供相撲が行われたと聞いたが、土俵は無かった。

社の回りは樹林に覆われ薄暗いく、予想外に荒れているのに驚いた。10時05分、山頂出発。

ここから社の裏を北に進めば古宿の旧共和小学校跡に行けたので、尾根沿いを北進する。     最初のうちは尾根歩きのようであったが、10分も進まないうちに道らしき跡は消え倒木や荒れ果てた竹藪が現れた。

倒木は腐り果てているので踏み外しや枯れ枝の跳ね返りに注意し、藪漕ぎを15分ほど頑張ったら藪を抜けたが酷く長く感じた。                                       そこに「河村氏表忠搭」と表示された立派な石碑を発見。 人も入れない所にどうして と思った。表忠搭通過、10時35分。

解説版もなければ大きな石碑の裏を見ても酷い苔で解読不能。河村城址に関係あるのだろうか

そこから更に北へ進むと左側に梅林が見えたが鹿よけ柵が張り巡らされ抜けられない。    仕方なく更に北進したら、縞状に綺麗な茶畑に出た。急に周りが明るくなりホッとした。

そこは旧共和小学校が背負う山の尾根であった。茶畑の先に見えるのが、目指す大野山である。

この茶畑を下り車道に出て右折、アップダウンのない車道を進むと『地蔵岩』という標示板が右側に現れる。 地蔵岩の分岐である。通過、11時。

右側の岩が階段状に造られた登山道に取り付く。凝灰岩の大きな岩で右側が崖となっている。

ここからようやく登山道らしくなり、雑木林の山腹を緩やかに登って 行く。

ススキの原のような山腹に出ると気持ち良い青空が目に飛び込み、少しでも早く尾根に出たいと気は焦るものの長い階段が続き、3回ほど休んでやっと登り切った。

大野山は山頂近くに駐車場があり、舗装された車道を歩いて山頂に向かう。

山頂に向かう途中からは下に神奈川県立山北つぶらの公園と遠く中央の山の噴煙、箱根の大涌谷が遠望できました。

12時05分、大野山山頂に到着。 お疲れ様でした。

東屋あり、トイレもあり、沢山のベンチが用意され、陽だまりでノンビリ昼食。

 

  ※ この後、登って来た地蔵岩コースから危険な藪漕ぎは止めて、正規ルートを下ります。

      

  ※ ご覧頂き、ありがとうございます。   

 


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (e24)
2022-01-20 16:08:22
こんにちは☀️

スカイツリーと同じ高さ!
凄いですね~👀✨

とっても気持ち良さそうで
良い所ですね!!

ここで🍙食べたら美味しそう🤭
返信する
こんばんは! (ji1hid (素晴らしい風景))
2022-01-20 21:17:17
訪問頂き、ありがとうございます。
コロナのオミクロン株が急激に増加して来ましたが、人混みでなく山なら良いだろうと歩いて来ました。
スカイツリーと同じ高さと表示された横の階段が長くて登るのが大変でした。
この次に展望最高の山頂からの景色をご紹介しますので、またご覧ください。
返信する
Unknown (e24)
2022-01-21 01:44:11
夜分遅くに失礼します🙇

山頂からの景色
楽しみにしています♡
返信する
長い階段登りましたよ! (ヒレンジャク)
2022-01-22 18:44:00
スカイツリーと同じ高さの看板がある長い階段登りましたよ。
ただ藪漕ぎはしませんでしたよ。
ちゃんとした登山道を歩きました(笑)
ヒレンジャクはあのどこまでも続く長い階段登った後、大野山山頂で1時間爆睡しました。
よっぽど疲れていたんですね。
山頂からの富士山、綺麗ですよね!
続編が楽しみです!
ずっと昔、うちの子供が小学生の時、担任の先生が
大野山の中腹に住んでいて、親と子供たちを招待
してくれました。
クラスの半分以上が参加して先生の自宅で昼食を
ご馳走になりました。
大きな自宅の畳の部屋にテーブルが一直線に、親と子
が並び、みんなで賑やかに食べました。
人数が4~50人、その時初めて柿やタンポポの
天ぷらを食べました。
いろいろな山の幸の天ぷら、もちろんすごく
美味しかったです。
そんなに高価な食事ではなかったんです。
山菜の天ぷらと白いご飯と汁物だけです。
でも今でも親の間で当時の話が出ます。
先生を囲んで親と子供たちが一緒に食事をする。
こういう事がずっと忘れられない思い出になるんですね。
返信する
こんばんは! (素晴らしい風景(忠))
2022-01-22 23:33:58
ヒレンジャクさんも登られたことがありますか?
あの階段、真っ直ぐに長くて直登なんですよね。
参りました。
親子で先生の家に4~50人も訪問なんて、大きなお住いだったんですね。
でも今でも話になるほど、印象深い思い出だったんですね。コロナの無かった時が羨ましいです。
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