豊かな自然に親しむ癒しのスポット、❝たけだのもり❞ 中央本線の甲府駅より北西に位置する『武田の杜』を歩いて来ました。
豊かな自然が広がる武田の杜は、富士山をバックに甲府盆地を一望できる美しい森林公園です。 緑ヶ丘総合運動公園に 11時半 に到着。 皆さんの準備完了後、11時 45分出発。
天気良好で出発前から暑さを感じた。 山梨県民の健康保全の目的で整備された保健休養林「健康の森」は面積 2,500haでお子さんから大人まで楽しめ、野鳥昆虫観察小屋、森林学習展示館、鳥獣センター、樹木見本園など沢山の施設があります。
そんな事で散策路も良く整備され、広く誰にでも歩き易い。 気持ちの良い森林の中をノンビリ登り、
12時10分、湯村山(446m)山頂に到着。昼食とした。
回りにはレンゲツツジが見られたり、そこにオナガアゲハが飛んできた。 春ですねェ~。
ここの「健康の森」というのは『武田の杜』の中の北側に、歩きの初級者から健脚向きの方にまで対応した沢山のコースが用意されています。 昼食後は千代田湖向けに進路を取りました。13時15分。
徐々に高度を上げ、散策からハイキングへと多少山登りらしくなって来たら、周囲の斜面には山桜の多いことに驚きました。
上部に東屋が見え、着いたら展望台になっており、甲府市街や沢山の山桜を楽しむことができた。
東屋を過ぎたら瑞牆山の様な花崗岩が現れ、それが荒く崩れ、白い粒の滑り易い道に変わった。13時 45分。
そこから少し頑張ったら白山(しろやま)の山頂にある白山八王子神社に到着した。 13時50分。
全国に沢山ある白山信仰の白山とは関係なく、風化された土壌に石英が多く白く見えたことから、そう呼ばれているようです。 それにここからは南南東方向の富士山をバックに甲府市街を眺められる絶景(夜景)スポットとのことであります。 残念なことに今日は見えませんでした。 甲斐の国では富士山の霊峰を中心に山岳宗教が盛んで、ここ八王子神社では三女神・五男神の八柱を祀ってあるとのことです。14時出発。
白山を下り出してからの斜面に沢山の白いイワカガミを発見、赤やピンクはよく見るだけに白が見られてよかったです。 白色の群生地でした。
山頂から先の道も白い花崗岩の上を滑らないように慎重に進みました。 花崗岩は石英と長石と雲母を主な構成鉱物とし、地下深くでゆっくりユックリと冷え結晶した岩石です。
燕岳や甲斐駒ケ岳、鳳凰三山などでも見られます。
標高はそれほど高くはないのですが、歩く各所に展望の良い場所があり、各駅停車のハイクでした。
そこから「健康の森」の東端の展望所に 14時 40分到着。 目の前に千代田湖が広がっていました。
今回の❝花と絶景❞歩きの終わりに近づいた時に、「アッキジだ。」と誰かが気づき、初めて野生のキジを見ました。 番鳥(つがいどり)で散歩中、オスはとても綺麗でした。
千代田湖畔を歩いたり、森林浴のできる森を歩いたりしながら、バスの待機する「武田の杜サービスセンター」までのんびり歩き、16時 15分全員完歩しました。 誰かが、今日の歩数は約 20千歩と言ってました。