素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 足柄峠から金時山へ №3~2 ▲

2022年05月10日 | ジオパーク

人気の高い箱根外輪山の雄峰『金時山』を目指す。

箱根外輪山の最高峰で、付近は坂田金時、幼名❝金太郎❞が生まれ育った地とされ、金太郎ゆかりの神社や岩などが見られる。

富士山の展望も最高で、山頂の茶屋でノンビリするのも楽しい。

                                          

足柄峠(標高 759m)を9時 25分、 出発。                                  ここには神奈川県南足柄市から静岡県小山町に通ずる県道が走っており、足柄峠には金時山へ向かう林道もあり、歩きながらも車に  注意が必要です。

足柄峠から金時山の麓にある猪鼻砦まで、車道から車止めゲートの先もダラダラと登りの長い林道を進む。

猪鼻砦(標高 962m)到着、10時 10分。金時山への急登が始まるので 10分の休憩。             ここは富士山の展望も良く休憩に丁度良い。周りには真っ赤な可愛いボケの花が迎えてくれた。

猪鼻砦を出発、10時 20分。目の前に壁のようにそそり立つ金時山。

車止めゲートのある駐車場には『 足柄峠から金時山へのコースは崩壊に付き通行止め 』と標示板が出ていたので、「大丈夫だろうか 」と不安であったが、下山してくる方がいたので尋ねたら、『 大丈夫ですよ。行けます。行けます。』と返事を頂けホッとした。         それに『 山頂は登山者の方で一杯ですよ。』と聞き、ビックリした。

この猪鼻神社の鳥居を通過してから、本当の急登が続く。

必死に登っていると、視界の端にミツバツツジが見えた。 この時期は若葉も綺麗であった。

以前の台風などで登山道が相当荒れた様子を目の当たりにし、慎重に取り付く。

 

手元の岩をつかみながら体を引き上げていたら、顔の3~40cm位の所に可憐なイワカガミが風に花弁を揺らしながら群生していた。

登山道の崩壊が酷い所は登りと下りの道が別々になっていた。                アルミ製のハシゴや階段も設置され、狭い岩場はロープで安全確保がなされていた。

11時 05分、金時山(標高 1212m)山頂に出た。                      足柄山の金太郎と童謡に歌われている足柄山は、神奈川と静岡の県境にある足柄峠を中心とした箱根山北部の山地、古くは金時山も含めた山々の総称であったようです。

金時山は箱根外輪山の最高峰であり、周囲の山々に抜きん出て強い傾斜のある山容から猪鼻ヶ岳(いのはながたけ)とも呼ばれていました。

眼下の仙石原と遠く芦ノ湖を望む。

短時間で到達できる山頂、そして遮るものの無い雄大な富士山の眺め、訪れる登山者にはリピーターが多く、何千回も登っている強者もいるほど絶大な人気を誇っています。

お昼前で、まだまだ登山者が登って来るので早めの昼食を済ませ、11時 25分下山開始。

次の明神ヶ岳(標高 1169m)に向けて、箱根仙石原に向けて下る。

箱根仙石原方面からはファミリー登山が多く、とても賑やかでした。            足柄峠方向からよりも仙石原側からの方が、子供さんには登り易い道になっています。

下山途中で見つけたミツバツチグリ。 綺麗な黄色でとても可愛い花です。

箱根仙石原側からの登山がメインコースの様で、狭い箇所では渋滞が発生していました。      下る途中から、これから登り返して行く明神ヶ岳 ハイキングコースのハコネダケの道が見えた。

11 時 55分、矢倉沢峠(標高 867m)うぐいす茶屋通過。

ゴールデンウィーク中ですが、うぐいす茶屋さんは休業中でした。           仙石原の金時登山口へは右手に進みます。 足元にご注意を

 

    ※ 次はうぐいす茶屋から明神ヶ岳に登り、最乗寺に下山します。(№3~3)

    

    ※ ご覧頂き、ありがとうございます。 

コメント (4)
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