Touch the Wind!

~気ままに出かける旅とグルメの記録 along the ROUTE527~

10.25 旅行4日目<ピサ~フィレンツェ>

2012-11-04 17:00:00 | 旅行

4日目も1日で2都市を敢行する弾丸スケジュールだ。まずはピサ観光から。ピサと言えば斜塔ですね。でもイタリアでは”斜塔”とは呼ばないそうです。”ピサの塔”と呼ぶそうです。なんでって?国中の人が傾いていることを知っているから、敢えて斜塔と言う必要が無いそうです。
添乗員の人が「全体が見えるまでは、遠くから見ないようにして下さい。感激が薄れるから。でも、見た瞬間、皆さん同じことを思いますよ。」と意味深なガイド。
そして、斜塔を見た瞬間「あっ、傾いてる!」 当たり前なんですが、みんなそう口に出してしまします。添乗員さんの言葉に納得です。

頂部は傾き出してから造られたので、傾きを補正する形で造られたため、傾き度合いが少なくなっています。近年、傾きを戻す工事が行われ、1.5度ほど戻したとか。力ずくで、塔に綱をまいて地上から引っ張ったそうです。
洗礼堂のエコー効果を聞いた後に、ドゥオモ内部も見学。

ここには、ガリレオが振り子の原理を発見したランプが吊り下げられています。残念ながらこれはレプリカ。本物は隣の墓地にあり、見ることは叶いません。
そして、フィレンツェへ移動です。

小高い丘にあるミケランジェロ広場からは市内が一望できる。やはりドゥオモは象徴的存在ですね。

昼食は、前菜に「季節のパスタ」、メインに「フィレンツェ風カツレツ」。お腹が膨れたところで観光再開です。

サン・ジョバンニ洗礼堂にある金ぴかの「天国の扉」。文字が読めない人が多かった時代に、旧約聖書の物語を伝え継ぐための絵が描かれています。

ドゥオモ内部の天井画。素晴らしいです。

そして、本日のメイン、ウフィッツィ美術館の見学です。当然、写真撮影禁止。
「ヴィーナスの誕生」「受胎告知」「聖家族」「プリマヴェーラ」等々の数々の名画等を観賞。勿論、美術史に詳しい現地日本人ガイドの解説がなければ、何が何だかわかりませんよ。よかった、ガイドさんに感謝を伝えました。

美術館前では、警官が雑談中。イタリアは警察が何種類があるので、どういう役目の人かわかりません。

街角には「幸運の子豚(イノシシ)」の像があります。口にコインを入れて鼻先を撫でると幸運がもたらされるようです。鼻先だけピカピカ。

皮の街だけあって、露店でも皮製品がたくさん売られてます。

私は、ガイドさん紹介のお店”ADRIMAR”(実はトイレを2度ほど借りました)で財布を購入。

夕食は、オプションで頼んだスペシャル・ディナーです。ミケランジェロ広場にある「ラ・ロッジャ」で眼下にフィレンツェの夜景を見ながらの食事。(実際は部屋が明るくて、窓への明かりの反射で外が良く見えません)

メインは、私が「鴨のロースト」、奥様が「黒鯛のフィレ」です。

勿論、ワインも楽しみました。(続)

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古い時代の建築は倒れない (田中)
2012-11-05 17:54:03
かの有名なピサの斜塔ですね。いつか倒れるかもと言う記事を読んだことがありますが、まだまだ大丈夫そうですね。
昔の建築物はけっこう長い間持ってるものが多い気がします。
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倒れそうになったので修復 (ガッキー)
2012-11-05 21:37:26
近年、傾きを戻したので倒れないでしょうね。
最近はベネッツィアの街も沈下が止まったそうですよ。
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歪×ヒズミ=直立 (いつも写真少年)
2012-11-05 23:55:57
こんばんは。

”ピサの塔”を広角レンズを逆付けで撮ると、歪×ヒズミ=直立になりませんか・・・。塔の上部だけが垂直に近いので、斜塔の傾きを誇張していて面白いですね。

弾丸ツアーだけあって、沢山の写真が残せますね。1枚の写真ごとに楽しさが伝わってきます。

あぁ、ワインが美味しそうです
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いつも写真少年さんへ (ガッキー)
2012-11-06 19:57:31
その広角レンズの裏技は知りませんでした。もっとも、今回のお伴はG11なのでレンズは外れません。
でも、ピサの写真は24mm相当の広角で撮ったのでレンズ収差が多く出て、端っこの斜塔が反対に傾きかけました。この写真はソフトウエアでレンズ収差を取り除いてあります。

それから塔の上部ですが、塔が傾いてから造られたので少し傾きが少なくなうように傾けて造られました。そんな訳で上部は垂直に近く感じますね。
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