トヨタ博物館の企画展を観に行ったが、当然ながら常設車もじっくりと見てきた。2回目なので好みの車を中心に回ることができた。
エントランスのシンボルゾーンには、トヨタ最初の生産車、トヨタAA型乗用車が鎮座している。今では珍しい漢字で「豊田」書かれたマスコットがフロントグリル上部に付けられている。1936年の生産開始時は、TOYODA、即ち創業者の苗字の読み方のまま濁点が付いている。
モノトーンな空間です。コンパニオンさんだけカラーな感じですね。
パッカード トゥエルヴ(1939年アメリカ)は、第32代大統領ルーズベルトの専用車。水冷V型12気筒、7756ccエンジンで3.5トンの車体を引っ張る。装甲車並みのボディーと防弾ガラス装備ならば納得できるスペック。
アメ車と言えばこういうデザインだよね。キャデラック エルドラド ビアリッツ(1959年アメリカ)はV8OHV、6306ccエンジンを搭載。私と同い年の車です。
ボディーラインの曲線美に魅了される、ドラージュ タイプD8-120(1939年フランス)。何度見ても美しい。前横後と見惚れてしまいました。
ジャガー Eタイプ(1965年イギリス)は、安い・早い・うまいと牛丼屋の如く三拍子そろったヒット車。1,2トンの車体に265hpのV6DOHCエンジンでかっ飛びます。割安な価格のため15年間で7万台以上が生産された。スポークホイールが美しい。(続)