Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

John Lennonのこと

2004-12-09 02:22:49 | diary
そしてもうひとつ
こんなことも忘れちゃうのだジョンレノンが死んだ日(^^;)

死んだ日付というのはあまり重要じゃないのかもしれない。
もともと家族じゃないから(笑)ずーっと作品と心の中で生きてるんだもんな
でも新作が出ないというとこが違うな。

ジョンが死んだ時は自分は高校生でした。
家に帰るとその瞬間にテレビのニュースでやっていました。
ふーんと思いましたが、
2・3日すると結構がっかりしてきました。

ちょうど70年代の終わりで、なんとなく世の中パワーがなくて
でも80年代が始まるところで、景気づけのように
ずっと沈黙してたジョンレノンがどーんと動き出した。
という状況に自分はなにか未来に対する
勇気のようなものをもらっていたんだ。
ということがだんだんわかってきたんだと思う。

そういうタイミングに起きた凶行だったので
なんだか自分の未来への気持がくじかれたように思えたな。

ということで、いまさら追悼でもないですが、
Mind Gamesを聴いてから寝よう。
このアルバムは代表作とは言えないでしょうねえやっぱり。
演奏陣がうますぎる?
でもなんか好きなのだ。
なんだかとてつもない空虚をもっていうようなところが・・・

そういえばジョージハリスンはすごいファンなのに
あっさり命日の11月終わってたし(^^;)

いやまてよ・・自分の祖父とかが亡くなった日も覚えてないぞ(^^;)
おれ単に冷たい奴か?記憶障害か?
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MISIA:singer for singer聴きました

2004-12-09 01:48:41 | music
クリスマスプレゼントを仕入れに
渋谷へ
するとTSUTAYA前で大音響で
MISIAのアルバムのキャンペーン売りをしていた。
そうか今日発売だったんだ忘れてた(^^;)

最近何事も覚えていることの方が少ない
ということでTSUTAYAではなくタワレコで購入(笑)

**

思ったよりよい内容でやや安心

アレンジと演奏はここ数年ツアーで一緒の人たちで
がっちり固めてあって、曲の色の違いというのを
アルバムとしてトータルで乗り越えようということかしら。
スズキケンジさんのアレンジなんてこれまであったかな
なかなか新鮮でいいですね。
たねださんのベースは地味だけどしっかりしていて
なかなか個性的でもある。聴くとベースを弾きたくなる。

でもやっぱり通して聴くとシングルをいっぱい聴いたような
印象になってしまった。(^^;)やっぱり企画ものなのかな

歌詞は久保田さんと玉置さんの曲ではMISIAが書いていて
他は作曲者による作詞。
ということで世界がばらばらなのかもしれない。
でも全部MISIA作詞というのも同じ過ぎるし(笑)

久保田さんの曲はMISIAととても相性がいいと思いました。
CHARAさんの曲はやっぱりちょっとCHARAが歌ってばっちりではないかしら?

いまのところ一番は宮沢和史さんの「風のない朝 星のない夜」
歌詞と曲がばっちりはまっています。
これを変にかわいく歌わないMISIAの歌もちょうどよいバランスです。

MISIAはファーストアルバムが一番いいと思っています。
シマノさんが大部分の曲を書いていて、歌詞もアレンジも含めて
黒子だけれどもトータルとしてMISIAのキャラクターを
形作ろうというスタッフの強い意志がアルバムを貫いているところが
いいと思います。

セカンド以降は、作ろうとするトータルイメージに対して
曲が寄せ集め感を拭いきれない感じじゃないかしら
個々の曲でいい曲はあるけど、アルバム全体でいい形がないという・・

なので、今回のアルバムを聴いた感想。
次回は宮沢さんと完全コラボでアルバムを作る!
ってのはどうかな(笑)
歌詞も曲も全体のバランスをじっくり考えながら

久保田さんもいいけどだと久保田色が強くなりすぎそう(^^;)


あとは・・
・最近の歌はよく「場所」という言葉を使いますねー
 MISIAも多用しますねーでもあまりいい言葉じゃないなーと
 思います。「ば」の次に「sh」と子音が炸裂した瞬間に
 デリカシーが吹っ飛びます(^^;)
 「風のない朝・・」では「場所」をつかわずにちゃんと表現してます。
 うまいです。

・「虹のラララ」というタイトルはありですか?いいんですか?マジに(笑)
 曲がまたK木さんが歌うとぴったりはまりそうな曲だし・・・

・Rythmediaさんはスタジオも持っているんですねーすごいな

・えーと「冬のエトランジェ」は個人的にはちょっと×です。
 (言っちゃった)

・タワレコ渋谷店の特典は「ミラー」でした→写真の右のやつね
 やっぱりMISIA聴くのは圧倒的に女性なのかしら(;;)
 (あたしゃ使わん)
 
というわけで
もう何年もファンクラブ更新を重ねている1ファンとして
はMISIAさんの今後の展開をとても気に掛けています。
末永くよい歌をとどけてくれるように
そのために乗り越えるべきことを
きっちり乗り越えてゆけるよう
応援しています。(^^)/

(誰に向かって言ってるんだかなー(^^;)) 
コメント (2)
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一日寝る/wingspan(駄文)

2004-12-08 02:23:09 | diary
今日はどうしたことか
一日中ひたすら寝た
なぜこんなに寝ることができるんだ?

昨日病院でカウンセリングをするクリニックを
3件紹介してもらい、
早速HPで調査。

すると一件目を検索したら
検索結果のトップに
「このクリニックでこんなひどい目にあった」
という体験談のページがヒット(笑)
だからこの世は楽しい!

人によって事情があろうとは思うが、
とりあえずそのページ読んだあとに
そのクリニックに行く気は起きない。
好奇心がなくもないがさすがにその体力はないしな

残りの2件はどうもまともそう・・
というか変な話はヒットしなかった

まあ
WEBで調べようと言うのがまあまちがっているのかも
何事も経験だと思い足で確かめよう。

そういえばバンドのHPがいきなりgoogleで検索できなくなった
なんでだろ前はできたのにな
悪意ある妨害か?(そんなばかな)

**

でなぜか今日はWINGSのベスト版である「WINGSPAN」を聴く。

内容はポールマッカートニーの最初のソロ時期から
バンドWINGS
それとその後のソロ時期をちょっとだけ
の時期のベスト版(よくわからんな)

しかしこのベスト盤、曲順がとても不思議だ
もちろん発表年順じゃないとしても
Band on the runとLive and Let Dieの間に
Another Dayがあるなんて・・・
Pipes of PeaceのあとにC Moonを聴くなんて・・・
Every NightとJunkの間にTake It Awayを聴かなきゃいけないなんて・・

聴いてるうちにオリジナルアルバムが聴きたくなるという
よくできた構成なのかも

まあでも
another dayとc moonが入っているので買ったので
いいか
それに
次になにが出てくるんだ?これか?!やられたー
という楽しみ方ができる(笑)

しかし、やっぱりポールがボーカルのものしか駄目なんだろうか
デニーレインの歌ものも結構好きなんだけどなー
商業的には当然なのかもしれないが

こうして聴いてみると、最初のソロ作「McCartney」はなかなかいいなあ
いろんな面で行き詰まっていたであろう天才が
家でしこしこ等身大の曲を録音したって感じで
でも意外と冒険もある。
裸一貫等身大の冒険。
Junkの消え入りそうなセンチメンタリズム
Men We Was Lonelyの他では聴けないすれた歌い方
Every Nightの完璧なマッカートニー節
いいですねえ
音質とか録音的には最悪かもしれないけれど

なかなかの拾い物は「Waterfalls」と「tomorrow」
これは未聴だったけどいい曲だなあ。
歌詞はふざけているのかまじめなのかわからん
どちらとしても通用する。

すごいなまだ掘り出せるんだポール
でも駄作も多いよなあ(^^;)

The Back Seat of My Carはものすごいいい出だしなのに
なんで後半はやっつけなんだろう
もったいない・・

切りがないのでやめよう

ところでバッハはどうした?(^^;)

***

あしたは子供のクリスマスプレゼントを買いにいく予定
もし起きていたらだけど

クリニックの予約もしないといけないが・・面倒だなあ
自分はいったい何を解決したいんだろう
いわれるままに病院をかえること自体が
とにかく状況にすっかりのまれてしまうという
自分の問題の現れなんじゃないかしら・・

まあブログねたを仕入れるつもりで行くのもいいかな

コメント (1)
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風邪・ロ短調ミサ曲

2004-12-05 01:23:40 | diary
風邪で一日ごろ寝をした。
夜中に子供に布団から蹴り出されて難儀した。

蹴り出し方が周到で、
まず足の先の方を蹴り落とし、
次に膝のあたりを蹴り、
ついで腰を蹴り、
最後に背中を蹴り押され、
とうとう布団の外に出てしまった。


もちろん子供には蹴り出しの記憶はない・・・・


このところ
小林義武氏(と口にするのもおこがましいお方と思っているのだが(笑))
の著作「バッハ 伝承の謎を追う」を読んでいるのだが、
やっとバッハのロ短調ミサ曲について
聞き込む糸口が得られた気がするので、
さっそくスコアを眺めて聴く。

以前からチェロの練習のため(^^;)
パート譜見ながらCDにあわせて弾いたりはしてたんだけど
「全体の統一感がなく長くてつかれるなー」とか思っていた。

これで楽しんできけるぞ

などと思いながら、よく考えるとミサ曲を
こんなにエンタテインしちゃっていいんだろうかな(^^;)
どうやらドイツ30年戦争後という時代情勢を踏まえた
カトリックとプロテスタントの統合とも言える
バッハ入魂の集成のようだし
「練習用」とかいっちゃダメだよなー

まだこの程度のバッハ理解なのかなやっぱり(^^;)

まあとりあえず寝て風邪を治すべし
来週はバンド用の曲覚えなくてはいかんし・・・

ではおやすみなさい
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寒し

2004-12-03 01:26:27 | diary
とレビュー?したとこで日記
日記とCDレビューはブログ分けようかな

今日は寒いなーと思い、初ダウンジャケットででかけたが
外を歩いてる分にはまあいいけど
室内に入ると一刻も早く脱ぎたくなる!

この季節服は難しく結局風邪をひく。
いまはいろんな薬を飲んでいるので、風邪薬飲んでいいのか
よくわからん。
のでC1000レモンウォーターがぶ飲み。

昨日は休職手続きのため、A病院に診断書を書いてもらいにいったが、
できれば主治医から「医療情報提供書」をいただきたい
といわれ、目的をはたせず。

となると、次回6日の診察時になにがなんでも主治医に作ってもらって
当日または翌日にはA病院に持っていって
なにがなんでも診断書をもらって
やっと手続きにまにあう・・・という状況。

なんだか自分がやってた仕事と同じような切迫感だなあ

というわけで、昨日からはへろへろ
なんとなくストレス発散で、崩壊寸前のジーンズにかわるべく
ジーンズを2本買ってしまった。

あと萩尾望都の「残酷な神が支配する」文庫版を買って
スタバでよんで・・・・うーーーんいまの状況には結構辛い本かも

ということでへろへろになり
寝ます
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Saigenji:Inocencia

2004-12-03 01:12:17 | music

 

 


発売をすっかり忘れていた(^^;)
Saigenjiさんの最新アルバムです。

なかなかよいですねー
前作に比べ録音もクリアで、楽器の音もよく分離しています。
コモブチキイチロウさんのベースもベースらしい音圧です。

ブラジルの音楽についてはほとんど無知といっていいので、
すごい偏見かもしれませんが、
ブラジル音楽をやっている日本人は
なんだかブラジルの世界に行ってしまうのがうれしくて
音楽をやっているように見えていました。

でもSaigenjiさんは、まあブラジルに限らずですが
自分のバックにある音楽からの影響をもって
どのように自分の歌を作るかに感心があるように思えます。

日本で歌を作っている人はもちろん多かれ少なかれ
同じような姿勢をもっていると思うんですが、
いわゆる洋楽をベースにしている人、
洋楽の影響を善かれ悪しかれ受けながら成立してきた
これまでの日本の歌のなかで、
こういうラテンぽい匂いを血に持っている
日本語の歌はなかなかないんじゃないかしら

となんの根拠もない直感的感想です。

歌詞によくあらわれているんではないでしょうか
この歌詞はやはり今の日本からでた言葉だと思える。
ブラジルらしくはない?
けれど、ブラジルの歌の歌詞をみると、かなり多様性を持っていて、
その多様性を思うと、この歌詞がブラジルっぽい音にのっていても
違和感がない。
むしろこちらの方がブラジルの血にも日本の心にも
しっくりくる音になる。

なかなかすてきなアプローチなんじゃないかと

うーんうまく言えん

今回はハーモニカ松本氏の参加はなし(残念)
山上一美さんはピアニカでも熱演
同じ吹きものとはいえSAXとフルートとピアニカが
いっしょにできるもんですかねえ?

あと9月のライブ時にこのアルバム収録曲を結構やっていました。
いいかんじですねこの感じ
ライブがアルバムより先行する。生きてる感じ。

聴くと元気がでるかも。

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