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ゴダールの評伝が出た。
ゴダールと評伝?
あまりに似合わない~
ゴダールは映画人であって、思想家で歴史家だけれど思想も歴史も映画的な方法で表象する道を模索した人であって、かつ、そんなことを言うと、そんなもの模索してないぞ、とか言いかねない人でもある(と想像する)
そのゴダールについて、資料をひもとき、時系列にあるいは体系的に出自や影響関係をまとめて整理する、、なんて、、やっぱり似合わない~~
なにしろたぶん当の本人がきっと乗り気にならないだろう。
それに、そりゃあゴダールの業績は映画史的事件であるだろうけれど、その道程をふりかえって教訓をえるような類いの偉人とはちょっと違う気もしないかい?
なんか永遠に悪ガキ的な。。
なんていろいろ考えちゃうんだけれど、にも関わらずしっかりこの評伝は成立してしまって、邦訳までされたのだ。なんだかそのことに驚きを感じずにいられないし、むしろ逆に本当に非ゴダール的なのか?とおのずと内容にも興味が出ようというもの・・・
なんかゴダール的でないよなあ/ぶつぶつ/といいながらレジに向った私です。
さあみなさんも買いましょう。すごく高いです。みすずだし。
追記:訳者の堀氏は1976年生まれのこれぞ精鋭。
いや、能力のある人はすごいわ。
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「ふむふむ」と近付いたものの
お値段にびっくりして即戻してしまいました。
うちのアマゾンで買ってください。
あ、でも社員割引?