Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

「エンゼル・ハート」アラン・パーカー

2013-10-04 00:20:27 | cinema
エンゼル・ハート [DVD]
クリエーター情報なし
パイオニアLDC


エンゼル・ハート(1987)
ANGEL HEART
監督・脚本:アラン・パーカー
原作:ウィリアム・ヒョーツバーグ
音楽:トレヴァー・ジョーンズ
出演:ミッキー・ローク、ロバート・デ・ニーロ、リサ・ボネ、シャーロット・ランプリングほか


これも好きですね~
冒頭やエンディングの背景というか
街並や旧式エレベーターの画面の質感が実にかっこよい
映画の中味もよいが、まず視覚的快楽です。

冒頭に犬と猫がでてくるのもよい。
動物使いである。
獣に導かれる夜に始まる映画というのもなんとなく内容に符合する感じ。

そういう映像の端々が偏執的で、
いちいち思い出せないのだが、
たとえばサイファー氏の異常にきれいに整った長い爪をひょいとアップにしてみたり、
占い師さんの部屋の装飾や置物をひょいとアップにしてみたり、
カラカラと回る古びた換気扇のカットを挟んだり
いろいろいちいちどきっとするカットが多くてしびれる。

昔観たときにはブードゥー的黒魔術の印象が強かったが、
今回観なおしてみるとそうでもない。
例によってちょっと寝ぼけながら観たせいで内容的にはよくわからないことが多い気がする。
多分ワタシだけがわかっていないのか。

サイファー氏はなぜエンジェル氏に歌手(名前忘れた)探しを依頼したのか?
サイファー氏は最初からすべてわかっていたはずだ。

でもって歌手というかエンジェルは、なぜ歌手にゆかりの人物を次々に殺めていくのか??
なんで?

↑なんにもわかっていないwww


ということで、面白く観て好きなわりに理解には至っていないというわけでした。


エピファニーはとても可愛くて、
あのように扱ってしまうのはけしくりからん!
彼女はリサ・ボネ。なんとレニー・クラヴィッツの元妻とか。

原作のウィリアム・ヒョーツバーグはトム・クルーズの「レジェンド/光と闇の伝説」の原作者でもあるんだね。

音楽がカッコいい。ジャンルをちょっとはみ出しているサックスが印象的。
たしかサントラを持っているはず。アナログ盤で。



@自宅録画
コメント (4)
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