「北朝鮮は早くなくなるべきだ」韓国国防省が、朴槿恵大統領退陣、「韓国消滅」が現実化するのを恐れる

2014年05月13日 06時20分16秒 | 政治
◆韓国の大型旅客船「セウォル号」沈没事件(4月16日午前)が引き金になり、朴槿恵大統領が退陣に追い込まれそうになっているばかりでなく、「韓国消滅」さえ危惧されている状況下で、韓国国防省報道官が5月12日の記者会見の場で、「北朝鮮は早くなくなるべきだ」と北朝鮮崩壊を願う発言を行ったという。時事通信が5月12日報じた。
 この発言の第1の意図は、韓国内で3月下旬から4月上旬に墜落しているのが見つかった無人機3機について、韓国国防省が5月8日、「いずれも北朝鮮が飛ばした」と結論づける米韓共同調査の結果を発表したのに対して、北朝鮮が「捏造(ねつぞう)だ」と反発しているので、これに反撃することにある。
 第2の意図は、北朝鮮が飛ばした無人機3機が韓国の大統領府や軍事施設を上空から撮影していたにもかかわらず、韓国軍が、これを察知できていなかったため、韓国民から韓国軍の「実力」が疑われ、おまけに北朝鮮からも「侮られ、嘲笑されていること」が我慢ならず、北朝鮮の存在そのものを「全否定」してみせることにある。
◆第3の意図は、大型旅客船「セウォル号」沈没事件について、北朝鮮の国営朝鮮中央通信が連日の如く朴槿恵大統領を直接結びつけて、激しい批判を展開しているので、これを極力跳ね返すことにある。朝鮮中央通信は、「特大型の悲劇的大惨事であり、人災だ」「朴槿恵が存在する限り惨事が再び起きない保証はどこにもない」「セウォル号惨事を招いた張本人は誰か」「結論から言えば、今回の旅客船沈没事故は徹頭徹尾、朴槿恵政権の反人民的政策と無能力、無責任感がもたらした特大型の悲劇的大惨事であり、人災である」「朴槿恵政府が今回の旅客船惨事に関連してしたこととは、青瓦台に行く被害者家族らの前を遮ったことだけである」「哲学も政治も知らない本当の無知、人倫も良心も知らない不倫児、事大と売国の化身である朴槿恵が存在する限り、第2、第3のセウォル号惨事が再び起きないという保証はどこにもない」「(事故直後、オバマ大統領の訪韓を受け入れたことについて)
人民の涙で宴会を催して上司にあらゆる醜態を演じた」などと口を極めて批判している。
 第4の意図は、韓国民の間で朴槿恵大統領に対する批判、非難が高まり、政権が崩壊の危機に立たされているので、国民の意識を北朝鮮に向けて逸らそうとすることにある。場合によっては、大統領府が「対日批判」の手段に打って出ることも念頭に置いている。
 朴槿恵大統領の支持率は4月上旬に61%だったのに、「セウォル号」沈没事件(4月16日午前)以降、急落し始めて、5月12日現在、46%。このうち、朴槿恵大統領の「コンクリート支持層」(固定支持層)は、40%と言われており、このラインを割り込むと政権崩壊は、さらに加速化していく。
◆韓国国防省がもっと恐れているのは、韓国民のなかで「朴槿恵大統領には、もはや統治能力はない。こうなると、北朝鮮の金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)に朝鮮半島を統一してもらった方がいい」という声が出始めていることだ。
 朴槿恵大統領は1月8日から10日にかけて、ソウル郊外で北朝鮮の朴宜春(パク・ウィチュン)外相(当時、4月9日の第13期最高人民会議=国会に相当=の第1回会議で解任、李秀勇外相に交代)と秘密会談した際、「朝鮮半島統一」で合意しており、ドイツを訪問しベルリンでメルケル首相と会談(3月26日)したとき、「東西ドイツ統一成功の秘訣を教えて欲しい」と相談を持ちかけている。
 世界支配層(主要ファミリー)は、「中国4分割・東北部(旧満州)にユダヤ国家=ネオ・マンチュリア建国」「北朝鮮の朝鮮半島統一=大高句麗建国」計画を進めているので、韓国国防省は、金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)が主導権を握り、「韓国消滅」が現実化するのを恐れているということである。
【参考引用】時事通信が5月12日午前11時55分、「北朝鮮はなくなるべき国」=韓国国防省報道官が公言」という見出しをつけて配信した。
 「【ソウル時事】韓国国防省報道官は12日の記者会見で、北朝鮮について『いつもうそをつき、歴史に逆行したことを言う本当にあり得ない国だ。早くなくなるべきだ』と述べた。韓国メディアが北朝鮮の主張に惑わされないでほしいという文脈での発言だが、韓国政府の報道官が公に北朝鮮崩壊を願う発言をするのは極めて異例。報道官は『北朝鮮という国に人権、自由があるか。ただ1人(金正恩第1書記)を維持するために存在しているのではないか』と強調。メディアに対し『北朝鮮の言うことを、あまり意味があるように書かないでほしい』と要請した」


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「石油・天然ガス利権」握る江沢民派が、南海艦隊艦船をベトナム船舶に衝突、習近平政権に冷や水

◆〔特別情報①〕
 中国が南シナ海で暴挙、中国共産党人民解放軍海軍の軍艦や民兵を乗せた民間船がパラセル諸島付近でベトナムの船舶に衝突、放水を繰り返している。このため、ベトナム首都ハノイでは5月11日、中国北京政府に抗議するデモが開かれ、約1000人が参加したと報道されている。李克強首相が2月24日午後、中南海紫光閣でベトナム祖國戦線中央委員會のグエン・ティエン・ニャン議長と会見するなどして、友好関係を進展させ、海上、陸上、金融などの分野での協力により多くの実質的成果を収められるとして、海上共同開発も前向きに歩みだしている矢先の出来事である。日本から見ていると、習近平国家主席や李克強首相が「悪者」に映っているけれど、背景には、「激しい権力闘争」があるという。一体、北京政府は、どうなっているのか?

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