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天皇、皇后両陛下がインドご訪問を機に、日本国民は「日本のシーレーン」を守っているインド海軍に感謝を!

2013年12月01日 08時00分15秒 | 政治
◆日本がサンフランシスコ条約により主権回復後、日本とインドは講和条約に調印し、1952年4月28日、国交を樹立した。インドは日本に対する賠償をすべて放棄してくれた。日本・インドは2012年4月28日、国交樹立60年を迎えて、インドは天皇、皇后両陛下を招待していた。それから1年7か月を経て、天皇、皇后両陛下は11月30日午前、インドへの公式訪問のため政府専用機で東京・羽田空港を出発、同日夜、首都ニューデリーに到着された。歴代天皇のインド訪問は初めてだが、天皇、皇后両陛下は、皇太子、皇太子妃時代の1960年にインドを訪問されており、53年ぶり。
 インドと言えば、極東国際軍事裁判で、日本に好意的な判断を下したラダ・ビノード・パール判事のことを想起する。これは、インドと日本の親密さを物語る象徴となっている。インドは1949年、上野動物園に2頭の象を贈って、敗戦により打ちひしがれていた日本国民を励ましてくれた。インドの鉄鉱石は、日本復興に大いに役立ち、これらの恩に報いるため日本政府は1958年を皮切りに、インドに対する円借款を開始してきた。こうした意味で、天皇、皇后両陛下の今回のインドご訪問は、極めて意義深い。
◆地政学的に見ても、インドの陸地はほとんどがインド洋に突き出した南アジアの半島上にあり、南西をアラビア海に、南東をベンガル湾に区切られて7000kmの海岸線を持っている。
 このインド洋とアラビア海には、日本が中東から石油・天然ガスを輸入するための「シーレーン」が通っており、日本の船舶は、インド海軍に守られているので、日本は、インドに深く感謝しなくてはならない。
 一方、インドは、隣国・中国と事実上「敵対関係」にある。「第3次世界大戦」の戦場の1つとして、「インド・中国核戦争」も取り沙汰されてきた。
その中国は、インド亜大陸とはマンナール湾とポーク海峡を隔ててスリランカ(ベンガル湾の南西、アラビア海の南東に位置)の南部ハンバントタに港湾施設を建設して、インドを北と南から挟み撃ちにする戦略を露骨に展開している。これに併行して中国はインド洋に軍事基地を作る布石としてスリランカはじめインド洋沿岸諸国のビルマ、パキスタンの港湾に投資している。
 こうした点で、天皇、皇后両陛下のインドご訪問は、日本とインドの親密な関係をより強化するとともに、インド国民を心強くし、勇気づけるのは、確実である。
◆日本とインドとの関係については、このサイトでも「日本は、極東軍事裁判で恩義のあるパール判事に報いるべく大国インドを大事にしなくてはならない」(2010年5月1日19時11分7秒配信)と題して、以下のように書いてきた。
「中国はインド北部のアルナーチャル・ブラデシュ州タワン地域、南は、セイロン島に軍港施設を設けて、インドを挟みうちにしていることへの予防措置の目的を持っている。インドは、この協定により中国の覇権主義の代名詞とも言える『東アジア共同体構想』に対抗しようとしているのである。インド側は、中国からの侵攻を強く警戒している。この原因は、20世紀初頭にまで遡る。インドを植民地支配していた英国と中国併合前のチベットは、アルナーチャル・ブラデシュ州タワン地域に国境として定めたマクマホン・ラインを国境線として主張してきた。これに対し、中国はこれを認めず、中国軍が昭和37(1962)年、同ラインを越えてタワンを含む同州全域を一時占領し、中印国境紛争が勃発した。中国は兵を引いた現在も領有を主張しているので、インドは油断できず、平成21(2009)年6月8日、2個師団を増派して兵力10万人を配置している。
日本は、インドに親近感を抱いている。仏教発祥の地であるばかりではない。大東亜戦争後に開かれた極東軍事裁判の判決で、たった一人、日本無罪の意見を述べたのが、インドのパール判事たったからである。日本は大英帝国に支配されたインドを味方と思い、インドは、帝国主義者からアジアを解放した日本を味方と考えている。『血の一滴』である油田・ガス田のある中東につながるシーレーン防衛のためにも、日本は大国インドを大事にしなくてはならないのである」
【参考引用】読売新聞YOMIURI ONLINEが、「天皇、皇后両陛下が53年ぶりのインドへ出発」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「天皇、皇后両陛下は30日午前、インドへの公式訪問のため政府専用機で東京・羽田空港を出発された。両陛下のインド公式訪問は皇太子夫妻時代の1960年以来、53年ぶり。空港では出発行事が行われ、天皇陛下は『今回皇后とともに再び(インドを)訪れることをうれしく思っています。私どもの訪問が両国の相互理解と友好関係のさらなる増進に資するよう願っております』とあいさつされた。その後、皇太子、秋篠宮両ご夫妻はじめ皇族方が、安倍首相ら三権の長らとともに手を振って見送られた。両陛下は現地時間の30日夕、デリーに到着される。デリーでは、国賓として公式歓迎式典への出席や、ガンジー廟への供花、53年前の訪問時に定礎式に出席したインド国際センターへの訪問などが予定されている。来月4日には南部のチェンナイに移動。伝統舞踊の芸術学院などを視察し、6日に帰国される。天皇陛下が外国訪問中の国事行為は、皇太子さまが臨時に代行される」
 毎日新聞毎日jpが11月29日午後7時44分、「天皇、皇后両陛下インド訪問に出発」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「天皇、皇后両陛下は30日、インド公式訪問に出発する。インド国内で両陛下に同行するディーパ・ゴパラン・ワドゥワ駐日インド大使(58)が事前に毎日新聞のインタビューに応じ、『両陛下のご訪問は両国関係の成熟度、緊密度を示すもので大変に意義深い』と心境を語った。
 ◇駐日インド大使『両国の懸け橋に』
 両陛下はニューデリーに滞在後、南部の大都市チェンナイを訪れる。外務省などによると、インドに進出している日本企業約1000社のうち、3分の1がチェンナイを拠点にしている。ワドゥワ大使は『両陛下は53年前はニューデリーに行かれ、思い出の地。チェンナイは古典舞踊などが盛んな文化面での中心地。二つの異なるインドを見ていただけると思う』と述べた。ワドゥワ大使は、女性初の駐日インド大使として、両国の国交60年に当たる昨年8月に着任した。『何度か両陛下にお目にかかりましたが、53年前に公式訪問された時のことをよく覚えていらっしゃったことに驚いた』と振り返り、『今回のご訪問が両国の懸け橋となり、インドを訪ねようとする日本の若者や、迎え入れるインドの人たちに強い印象を残すことは間違いない』と語った。【真鍋光之】」


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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」

空自護衛機なければ日航機、全日空機、ピーチ機は「気の狂った跳ね返り軍人」の中国空軍機に必ず撃墜される


◆〔特別情報①〕
 中国共産党1党独裁北京政府の習近平国家主席、李克強首相ら「チャイナ・セブン」の最高指導部が、共産党人民解放軍(7大軍区・3大艦隊)を完全掌握できていない状況下、中国国防省が「中国空軍戦闘機は防空識別圏に日米機(米空軍機と航空自衛隊機)が侵入したため緊急発進(スクランブル)した」と発表した。防衛省、外務省ともに「否定」している。だが、中国の軍部に詳しい軍事専門家の情報によると、共産党人民解放軍内部には、「対日強硬派」が急速に増大しており、「日米同盟軍との決戦」を叫ぶ声が強まっているという。こうなると、「気の狂った跳ね返り軍人」搭乗の中国空軍戦闘機が、中国設定の防空識別圏に進入した日本の民間航空機(日本航空、全日空、ピーチ・アビエイション)を撃墜、「戦端」を開く危険が大となる。安閑としている場合か!

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