長野県警・警視庁機動隊は聖火リレーの際チベット支援デモを整然とさせ警備の手本を世界に示せ!

2008年04月10日 20時20分03秒 | 政治
◆所詮、中国は、北京政府自体が認め自慢しているように「発展途上国」である。だから、北京オリンピックの開催都市に名乗りを上げたことそのものが、おこがましい、要するに間違いだったのである。
 サンフランシスコでの聖火リレーのザマは一体、何だったのか。中国は、世界中に恥を晒しただけではなかったのか。ロンドン、パリでのチベット民族による「反中国デモ」は、中国がいかにチベット民族を虐殺し、弾圧し続けてきているかを暴露し、中国帝国主義、植民地主義の苛烈さを世界に見せつけつけ、その学習効果が、アメリカ人の怒りとなってサンフランシスコに噴出したとも言える。
◆北京政府が、「メンツ」にこだわり、聖火リレーを続行すればするほど、中国の悪行が次から次ぎへと、明るみに出てくる。中国人民解放軍のチベット侵略、ダライ・ラマ14世の亡命と難民、残された人々の苦難について、世界中の人々が学習する。これまでチベット問題に無関心だった人々が、関心を持ちはじめ、悪逆非道な中国に対するイメージを悪くする。チベット民族のアピール度は増していくのであるから、何とも皮肉な現象である。
◆北京オリンピックという大イベントがなければ、チベット民族の苦難の歴史が、世界中のメディアを通じて、各国に知れ渡ることはなかったであろう。この意味で、聖火リレーは絶対に中止してはならない。同時に聖火リレーの行くところ、行くところで、チベット民族は、北京政府の残虐性を世界に訴えていかねばならない。これは、絶好のチャンスである。つまり、聖火リレーは、お祭の一行事に止まらず、中国の国威発揚を貶め、その半面において、チベット民族にとって「独立運動」を盛り上げる、極めて安上がりのキャンペーンになっているということである。この意味で、メンツを重んじる北京政府に感謝しなくてはならない。
◆折りしも、ダライ・ラマ14世が、4月10日早朝、アメリカ訪問の途中、成田空港で途中下港し、空港近くのホテルで休息した後、この日の午後3時から記者会見した。
聖火リレーは、4月26日、長野市の善光寺を出発点にして行われるけれど、日本側は、過剰警備することなく、チベット民族の独立運動を支援するグループに整然としたデモを許し、しっかりと抗議させるべきである。長野県警機動隊や応援部隊の警視庁機動隊は、このところ出番が少なかったので、隊員の大半は、鈍った体を持て余していることだろうが、「ここぞ」とばかりハッスルしないで、先進国の警察としてデモ規制の腕前と手本を世界に見せつけて欲しいものである。とくに日ごろから残忍極まる北京政府には、良い教育効果を及ぼしてもらいたい。

板垣英憲マスコミ事務所

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