森喜朗や青木幹雄らの「金満古狸」に負けるな、安倍さん!

2006年12月07日 14時00分26秒 | 政治
安倍内閣支持48・6% 共同通信の電話世論調査(共同通信) - goo ニュース


◆案の定、安倍内閣の支持率が下がった。共同通信の電話調査(12月5、6両日、電話調査)によれば、「48・6%」となり、内閣発足直後の「65・0%」を基準にすると、わずか2か月余りで一気に「16・4%」の下落である。それにしても、いかにも早い「50%」割れである。平成19年度政府予算案がまとまる今月中旬、安倍内閣の「大企業・金持ち優遇」「低所得者いじめ」の政治姿勢が数字で明らかになれば、内閣支持率は、もっと下がるであろうことは、用意に予測できる。その場合、果たして「40%台」を維持できるかどうかが、焦点になる。
◆この内閣支持率の低下は、安倍首相の「ふがいなさ」が最大の原因であることは、言うまでもない。自民党の舛添要一参議院議員は、読売新聞の12月7日付朝刊で「首相はもっと説明すべきだ」(『造反復党インタビュー』)と苦言を呈しているけれど、残念ながら、安倍首相の場合、しゃべればしゃべるほど、何を言っているのかわからなくなる傾向がある。そうかと言って、小泉前首相のように「ワン・フレーズ」で言いたいことをズバリ言って国民を幻惑させるほどの芸当はできない。
◆かつて竹下登元首相は、マスコミから「言語明瞭、意味不明」と言われた。羽田孜元首相は、田中真紀子元外相から「多言にして空疎」と揶揄された。小泉前首相の権威をカサに着ていた竹中平蔵前総務相は、「おしゃべり人形」だった。安倍首相の応援団長・山本一太参議院議員は、パブロフの犬のように一言質問すれば、条件反射的にとめどなくしゃべり続ける。「子泣きジジイ」と言われた金丸信元副総理は、亡くなるまで「妖怪じみた発言」を繰り返し、国民を誑かす名人だった。いずれも、何が言いたいのか、さっぱりわからないという割り切れなさを残した点では、共通している。
◆安倍首相の言語が「あいまい」なのは、何が原因なのか? 一つだけはっきりうかがえるのは、安倍首相の背後には、「大舅」「小舅」「おせっかいジジイ」がたむろして、まつわりついている。その最悪な存在が、森喜朗元首相や青木幹雄参議院自民党幹事長らの「金満古狸」たちである。安倍首相は、手械足枷を嵌められて、身動きが取れないように見える。おまけに、口まで塞がれて、時々、「古狸言葉」で「おしゃべり人形」にされているのだから、たまらないだろう。いつかこの欲求不満が、爆発しなければよいと、心配する今日このごろである。金満古狸に負けるな、安倍さん!
コメント (1)
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