一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

395  こんなところに入りたくない墓洗う

2011年10月15日 | 

 本来、人間に墓などいらない、と私は思う。墓を持つということは、古代より強い権力や経済力の象徴であった。それが江戸時代になって、幕府の宗教政策としての檀家制度(寺壇制度・寺請制度)と共に平民にまで強制させられただけだ。 

 

先祖の墓に入りたくないとは「不届きな奴」と言われるかもしれないが、どうせなら私は、海に散骨したり、樹木葬などが良いと思う。

 

以前、「千の風になって」が大ヒットしたが、歌詩は明らかに、墓の存在を否定している、といっても過言ではない、と思う。ということは、この考えへの賛同者は、意外と多いかもしれない。

 

ウメバチソウ(梅鉢草)

 

コメント (4)
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