一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

400  秋の水濁し隼発ちにけり

2011年10月20日 | 

(あきのみず/にごしはやぶさ/たちにけり)

 

知り合いの家の庭を池に向かって歩いている時、浅瀬にいた小型の鷹類が、突然飛び立った。水飲みと行水に来たのだろうが、私に気付いて驚いたのだろう。

 

句ではハヤブサとしたが、調べてみるとチョウゲンボウ・ツミ・チゴハヤブサなど近似種は他にもある。瞬間的なことでもあり、素人の私は種類を判別することはできなかった。

 

それよりも面白かったのは、「立つ鳥跡を濁さず」という諺があるが、あれは湖や池の例えばカモやガンなどの場合で、池の浅瀬に立っている、例えばツルやサギ類には当てはまらない・・・・

 

つまり池底を覗いたら「立つ鳥水を濁す」のを発見したのだ。こんな発見をすると、丸1日は楽しい気分で過ごせる。

 

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

コメント
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