(あきのくも/りっしでんみな/いえをすつ)
犬の散歩に出かけて、空を見上げる。秋の雲がある。するとどういう訳か、この句を思い出す。ブログにどうかと、考える。うーんあんまり好きな句ではないな、と却下。
しかし、次の日も次の日もこの句が思い浮かぶ。「どうしても取り上げて欲しいんだな、分かったよ、取り上げるよ、降参だ」
ブログに載せてしまえば、思い浮かばなくなることを祈って。
この句の「立志伝」は、余りにも幅があり過ぎる。例えば、宗教ではブッダやキリスト、政治家では秀吉やナポレオン、科学者ではノーベルやアインシュタイン、経済では松下幸之助やSteve Jobs、俳句界では芭蕉や子規・・・・・・・医学では?スポーツでは?文学では?音楽では?美術では・・・・・・・・良い意味でも悪い意味でも幅があり過ぎる。
しかし、作者には、良い意味での「高邁なる志」があった、と解釈することにしよう。
チャ(茶)、ツバキ科