一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

385  勝負あり法師蝉対彼岸花      空白

2011年10月04日 | 

(しょうぶあり/ ほうしぜみたい/ ひがんばな)

 

 わかんない俳句だね。法師蝉と彼岸花が戦って、勝負があったって? 動物と植物を比べるなんて無茶ですよ、空白さん。よくそんなことを思い付いたね。無茶ではあるが考察してみよう。

 

鳴き出したのと咲き出したのと、どちらが早かったか。(法師蝉の勝ち)

鳴き止んだのと枯れたのとどちらが遅かったか。(彼岸花の勝ち)

美しさを比較したのか。(引き分け)

人間にどちらが好かれたか(引き分け)

花が終わってから葉が出て、春まで元気だから、寒さに強いのは、圧倒的に(彼岸花の勝ち)

 

いづれにしても、先日の時点では、法師蝉は最後の1匹と思われるようにかそけく鳴いていて、彼岸花は咲いているというか、はや枯れ始めていた。

 

 はてさて、何を基準にしてどちらが勝ったと思いますか?

 

コウホネ(河骨)

コメント
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