一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

386  天高し三日坊主の一万歩   稱子

2011年10月05日 | 

(てんたかし/ みっかぼうずの/ いちまんぽ)

  

 

  この句、「三日坊主」とあるから、「天高し」なのに今日は歩かなかった、のかもしれない。

 

  それとも、「天高し」だから、歩きたくなって万歩計を付けて歩いたのかもしれない。ところが私は、「何を隠そう、何をやっても「三日坊主」なんです。だから、この散歩も今日が終わりかな、いつまで続くのかな」という自虐的俳句なのかもしれない。

 

  勿論、この句には主語がないから、作者自身のことではなく、家族の例えばご主人のことを匂わしているのかもしれない。うん、これが一番面白いか?よし、これにしよう。

 

 

 

ガマズミ(莢蒾)

コメント
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