連 レン・つらなる・つらねる・つれる 辶部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/23/59fb18253508365fb77fd67ead96f739.png)
解字 篆文は 「辵チャク+車(くるま)」 の会意。辵は「彳(行く)+止(足)」 で、足で行く意。二つを合わせて「車が行く」形。車はもと戦車を象ったかたちであり、車が行くとは戦車がつながってゆく意で、つらなる意味になる。辵チャクは旧字で、二点しんにょうに、新字体で、一点しんにょうに変化した。
意味 (1)つらなる(連なる)。つらねる(連ねる)。つながり。「連続レンゾク」「連記レンキ」「連合レンゴウ」「関連カンレン」 (2)つれる(連れる)。ひきつれる。「連行レンコウ」
イメージ
「つらなる」(連・蓮・漣・縺・鏈)
音の変化 レン:連・蓮・漣・縺・鏈
つらなる
蓮 レン・はす・はちす 艸部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/75/96b74f64d33e6da9f5d16d40bcfc0847.jpg)
蓮はすの葉と花(左上)と蓮(はちす)「青山花茂BLOG」より
解字 「艸(草)+連(つらなる)」の会意形声。地下茎がつらなって蓮根となってのびるハス。
意味 はす(蓮)。「蓮華レンゲ」(はすの花)「蓮華座レンゲザ」(ハスの花の形につくった仏像の台座=蓮台レンダイ」「蓮根レンコン」「蓮華草レンゲソウ」(マメ科の二年草。春に紅紫色の花が咲く。レンゲ。ゲンゲ)(2)はちす(蓮)。ハスの実。花托の形が蜂の巣に似ていることから。「蓮子レンシ」(ハスの実)
漣 レン・さざなみ 氵部
解字 「氵(水)+連の旧字(つらなる)」の会意形声。水が連続してつらなる形。水の表面は平らでなく微風によってさざ波が起きる。
意味 (1)さざなみ(漣)。微風のため起こる小波。「漣漪レンイ」(さざなみ。漣も漪も、さざなみの意) (2)涙のながれるさま。「漣落レンラク」「漣然レンゼン」
縺 レン・もつれる 糸部
解字 「糸(いと)+連の旧字(つらなる)」 の会意形声。糸が長く連なった状態は、からみあってもつれることが多い。
意味 (1)もつれる(縺れる)。糸がからみあう。もつれ。「縺縷レンル」(もつれた糸) (2)動作が正常さを失って自由にならない。「足が縺れる」
鏈 レン・くさり 金部
解字 「金(きんぞく)+連の旧字(つらなる)」 の会意形声。金輪がつらなるくさり。日本では主に「鎖サ」を用いる。
意味 (1)くさり(鏈)。「鎖鏈サレン」(くさり。鎖も鏈も、くさりの意)「鉄鏈テツレン」(鉄のくさり)「価値鏈カチレン」(バリューチェーン。=価値連鎖)「供給鏈キョウキュウレン」(サプライチェーン。=供給網) (2)鉛(なまり)のあらがね。精錬していない鉛。また、錫(すず)のあらがね。
<紫色は常用漢字>
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解字 篆文は 「辵チャク+車(くるま)」 の会意。辵は「彳(行く)+止(足)」 で、足で行く意。二つを合わせて「車が行く」形。車はもと戦車を象ったかたちであり、車が行くとは戦車がつながってゆく意で、つらなる意味になる。辵チャクは旧字で、二点しんにょうに、新字体で、一点しんにょうに変化した。
意味 (1)つらなる(連なる)。つらねる(連ねる)。つながり。「連続レンゾク」「連記レンキ」「連合レンゴウ」「関連カンレン」 (2)つれる(連れる)。ひきつれる。「連行レンコウ」
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「つらなる」(連・蓮・漣・縺・鏈)
音の変化 レン:連・蓮・漣・縺・鏈
つらなる
蓮 レン・はす・はちす 艸部
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蓮はすの葉と花(左上)と蓮(はちす)「青山花茂BLOG」より
解字 「艸(草)+連(つらなる)」の会意形声。地下茎がつらなって蓮根となってのびるハス。
意味 はす(蓮)。「蓮華レンゲ」(はすの花)「蓮華座レンゲザ」(ハスの花の形につくった仏像の台座=蓮台レンダイ」「蓮根レンコン」「蓮華草レンゲソウ」(マメ科の二年草。春に紅紫色の花が咲く。レンゲ。ゲンゲ)(2)はちす(蓮)。ハスの実。花托の形が蜂の巣に似ていることから。「蓮子レンシ」(ハスの実)
漣 レン・さざなみ 氵部
解字 「氵(水)+連の旧字(つらなる)」の会意形声。水が連続してつらなる形。水の表面は平らでなく微風によってさざ波が起きる。
意味 (1)さざなみ(漣)。微風のため起こる小波。「漣漪レンイ」(さざなみ。漣も漪も、さざなみの意) (2)涙のながれるさま。「漣落レンラク」「漣然レンゼン」
縺 レン・もつれる 糸部
解字 「糸(いと)+連の旧字(つらなる)」 の会意形声。糸が長く連なった状態は、からみあってもつれることが多い。
意味 (1)もつれる(縺れる)。糸がからみあう。もつれ。「縺縷レンル」(もつれた糸) (2)動作が正常さを失って自由にならない。「足が縺れる」
鏈 レン・くさり 金部
解字 「金(きんぞく)+連の旧字(つらなる)」 の会意形声。金輪がつらなるくさり。日本では主に「鎖サ」を用いる。
意味 (1)くさり(鏈)。「鎖鏈サレン」(くさり。鎖も鏈も、くさりの意)「鉄鏈テツレン」(鉄のくさり)「価値鏈カチレン」(バリューチェーン。=価値連鎖)「供給鏈キョウキュウレン」(サプライチェーン。=供給網) (2)鉛(なまり)のあらがね。精錬していない鉛。また、錫(すず)のあらがね。
<紫色は常用漢字>
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