80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

DE10のDD16化改造(続・3軸台車の2軸化)

2015-08-26 13:02:00 | 機関車
こんにちは。

夏はもう終わりなんでしょうか?
残暑はどこへやら一気に秋めいてしまい、なんかもっと夏を満喫したかったな~と...

台車まわりの改造の続きです。
ダミーの台車枠を支える横梁を作らなければいけませんが、台車枠が車輪と接触したり、逆にすき間があき過ぎたりしないよう、元々ついているボルスターを活用することにしました。


まずはt0.5真鍮板から切り出した帯板の両端を曲げ、ボルスターの内側に半田づけします。半田ゴテが入りにくいため、三角形になった帯板とボルスターのすき間に半田のカタマリをのせ、帯板にコテを当てて加熱し、重力で流し込むようにしました。



ひっくり返して、ダイキャストブロックが入る幅に中央部を切り取ります。



ボルスター取付ネジ穴はボルスターの厚さより薄くなるように削り、ネジが効くようにしておきます。



4本のネジでダイキャストブロックに台車枠を固定すれば完成。



と、いとも簡単にできたように書いていますが、これがなかなかクセモノで、休憩を挟んで3~4時間格闘していました。
一度組み上げたものの車輪の回転がシブく、どうやらドライブシャフトの軸受(樹脂製)に力がかかって圧迫している風だったので、周囲を削って調整したところ、改善したのはいいのですが、分解している最中にボルスターの片側の半田が外れてやりなおし。。
再度組み立てようにも、珊瑚独特の“たくさんのパーツを1本のネジで締め上げる設計”に難儀し、何度もやり直すハメになったのです。


何とか苦労してまとめた台車がこちら。電車用のDT21の枕バネを取っただけのものですが、砂箱などをコテコテ付けていくとそれらしくなることでしょう。ドライブシャフトが威勢よく飛び出してますが実際はこの半分の長さになる予定。果たして使い物になるのか、早くそちらの検証をしないといけませんね。。



上から見るとこんな感じです。4本のネジの尻が微妙に飛び出してますね。ワッシャをもう1枚挟めば丁度よかったかも知れませんが、また分解するのはこりごりなので・・・。あ、でも1本ずつ順番に外してけばいいのかな?



そんなこんなで台車の方はだいたいメドがついたのですが、車体はというと・・・


1箇所輪切りにしたところでめげました(笑)
まだラジエーターの後ろ、キャブ前、キャブ後ろの3箇所、合計6回の鋸引きが残っています。
「DE10にしない苦労」は途方もない苦労でした。。




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コメント
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