80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その12)

2010-06-11 03:05:26 | 大糸線方面
前面周囲の縁どりを表現するための準備をしました。

まず内側にぐるっとt0.4mmのペーパーを1枚貼り込んで肉厚を増やします。窓下部、窓部、ヘッドライト上部で奥行きが違うため、分割して貼っていきます。
窓下部は0.5mm幅に切った紙を貼ります。



続いて窓部ですが、計算上は1.3mm程度凹んでいるはずのところ、組み立て精度があまりよろしくないため(汗)場所場所で違うので、とりあえず1.5mm幅に切った紙を貼りました。出っ張りは後の成形の時にカットします。



ヘッドライト上部は窓下と同じく、0.5mm幅のものを貼ります。



最後に、プリンタ用シール紙を1.5mm幅に切ったものを外側にぐるっと貼って・・・



成形の準備完了。パテとサフェで丸みをつけていくことになります。



床下機器も牛歩状態ですが、少しずつ作っています。
これはフィルタリアクトル。この車両の場合、シルエットから判断すると奥まった位置に2ヶ所ついているようなので、網の表現などなしに、ヒノキ材とプラ板で簡単につくりました。成形前なのでパテが盛り上がっています。



エアタンクは、最近の車両はサイズも大きく吊り金具の形も昔とは違うため、小ぶりの供給ダメ1本を市販品から加工することにして、その他の元ダメ、供給ダメ各1本を自作することにしました。何かいい材料はないかと物色していると・・・
ありましたよ。ご覧の通りのストローです。測ってみるとおよそ外径6.5mm、内径6.0mmといったところでした。



両側のフタ=鏡板は“穴あけパンチ”で厚紙を抜いて作ります。何とこの穴はφ6mmなのですねー♪



しかも、以前会社で使っていたパンチの抜きカスを思い出してみると、真ん中がこんもりと盛り上がったはず。これを使えば鏡板がポンポン量産できる、と踏んだのですが。。
あらまっ!
なんで「く」の字になるの!?



どうもメーカーによって刃先(穿孔棒というのか?)の形が違うようです。ウチにあるC事務機社製のはこうなっていました。残念ながら模型製作には向かないようです。(って、もともと模型用じゃないし)



試しにプラ板を抜いてみると、t1.2mmでもサクッと抜けてしまいビックリなのですが、“反り”が十分矯正できないので、結局厚紙を使うことにして、これを4枚重ねにして差し込むことにしました。



これから両端にパテを盛って丸く成形していきます。



さて、床下と並んで難物なのが、クモハの屋根上に載る発電ブレーキ用抵抗器カバー。
ルーバーのスリット表現をどうするか思案どころです。



で、こんなもの(スジ彫り)を試作してはみたものの、あまりパッとしません。



そこで目に付いたのがコレ。おなじみモハの戸袋の上についている電動機冷却風取り入れ用のグリルですね。スリットの数は半分くらいしかありませんが、ヘロヘロのスジ彫りよりはマシではないかと前向きに検討しているところです。



とりあえず本日はここまで。


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